先日、姫路にお仕事で行った時にあまり大阪では見かけない「ポプラ」という
コンビニエンスストアーに入りました。

コンビニに入った時はいつもなぜか本のコーナーをざっとチェックするクセがあり
いつものように本コーナーに向かうと、なぜかワゴンセールをやってました。

再販制度うんぬんで確か本って割引しちゃいけないのでは、とか思って
興味本位でチェックしてると、目を引くタイトルの本が。

チェスター・マーシャルさんが書いた
「B-29 日本爆撃30回の実録」という本でした。

スペインがどこか嫁さんに聞かれて「な、南米!」と答えて爆笑される僕ですが
太平洋戦争で海戦があった諸島や軍港があった場所はほとんど言えます。
あの戦争関連の書物はついつい買って読んでしまうのですが
この本のように「アメリカ側から書かれた本」というのは実は初めて。

これが半額となれば、買っても損はありません。まさに出会いとはこの事。

で、最近になって読み始めているんですが、これがまあお国柄の違いに驚くばかり。
もちろん勝者と敗者の立場の違いはあれど、戦争開始の時点ではどちらも同じ。

日本側といえば最初が「行くも戻るも亡国」という悲壮感たっぷりの始まりで
しかも最後はもう正気とは思えない作戦をやっていたので
てっきりそんな感じだと思っていたのです。
知覧特攻平和会館に行って実際に見た展示品の数々・・・・
特に残された手紙の数々なんて、思い出すだけで目頭が熱くなります・・・

しかし、この本。
アメリカ映画でよくあるじゃないですか。

「スティーヴは南部生まれ。こいつはとってもゴキゲンなやつでいつも人気者さ」
みたいな感じの。
まさに最初はこんな感じでメンバー紹介から始まるわけです。

「オレ達は仲間同士で女友達の『選択捕捉技術』も学んだ。
チームの中ではフィラデルフィアから来たオドンネルが適任だった。」

おいおいおい、言うに事欠いてナンパしとんのかアンタ達は(笑)
今から東京に爆撃に向かうその前に!

そういえばテレビドラマ「バンド・オブ・ブラザーズ」の感じによく似ていますね。
この本も多分一番最後には
「ジョンは今では会社社長で、スティーヴは3年前にあったきり行方がわからない」
みたいな終わり方しそうで期待大です。

また読み終わったら感想を書いてみたいと思います。