Windows10はこうしてデカいアップデートが当たってくれるのはいいんやけども、意外に細かいとこで色んなトラブルが発生しよるんでそれなりに面倒くさいです。
基本的に使いやすいOSだとは思ってるんですけども、カラダで覚えてる所に設定項目がなかったりしよるんでそれなりにてんやわんやになるから、もうここにまとめて書いておく。

CPU使用率がやたらと上がったまま

最初に遭遇したのはこの件。
つねにCPU使用率が80~90%のままで放置しても再起動しても全然改善されない。
これは作業するのにも支障が出るので早急に原因を探すことにする。
一体なんのプロセスかいね?とタスクマネージャ立ち上げてみると

  1. Internet Connection Sharing(ICS)
  2. Windows Defender Firewall(MpsSvc)

の二つがずっとCPUを占有して居座ってるのが判明した。
これらをいちいち使う度に手動でキルしていくのもめんどくさいのでなんぞ方法ないかな、と色々やってみましたが結局はWindowsファイヤーウォールの設定を初期化する、という方法が一番手っ取り早かったです。

スタートメニューから「Windows Defenderセキュリティセンター」を探して起動。
項目の中の「ファイアウォールとネットワーク保護」の一番下にある「ファイアウォールを既定値に復元する」をクリックして初期値に戻せばOKです。

ただし!ファイヤーウォールに設定した全ての設定がクリアされるので、これらを過去に設定した物は再設定のダイヤログが出まくります。
Dropbox、Java、Synergyなどなど。
過去に設定した物なぞなんも覚えていない!という人にはここからが修羅の道になると思いますが、CPUの暴走はぴったりと収まってくれたのでこれ以外に方法はないのかもしれません。

もしかしたら、数日後にはマイクロソフトから「ごめんね♡」ってしれっと修正パッチが適用されるのかも知れませんが、そういうのに怒ってもしゃーないのでガマンします。

ネットワーク内のパソコンが表示されない。(但しPingは通る)

これも微妙に面倒くさい状況。
ホームグループという機能で簡単に共有出来る様になったものの、ネットワーク内にPCが二台しかないと仮定してどちらのパソコンにも「招待が届いてます。パスワードを入力してください」って、おいおい一体招待出したん誰やという状況に陥ったりするらしくものっそ不安定。

普段ワークグループで運用しているので起動しっぱなしのPCの方にマスタブラウザ(コンピュータ一覧を取得する機能)を移したら、そっちからは見えるようになりました。
しかしサブであるノートには表示されてないという状況が続いております。
・・・・・・Synergy使ってるので困らないといえば困らないんだけど気持ちは悪い。

とりあえずマスタブラウザの強制設定方法。
メインマシンを常に起動している環境であるならば、この設定はしておく方が良いかも。

ちなみに我が家は全てWindows10環境です。

マスタブラウザを移したいパソコンでレジストリエディタを起動して
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet/Services/Browser\Parameters
に移動。
ここにIsDomainMasterという項目がすでにあるならFalseをTrueに。
(もしなければ文字列値として新規作成する)

他のパソコンには
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet/Services/Browser\Parametersの
MaintainServerListをAutoからNoに。
IsDomainMasterがもしあればFalseにしておけば、マスタブラウザ設定がされなくなります。

その他、Windows 10 Fall Creators Update関連で何か見つかればこちらに追記予定。