先日のエントリーで、Windowsのフォルダサイズを簡単に確認する、というのがあります。
これで貧弱な容量を誇る我がSSDを調べていたんですけども
Appleのフォルダが一番デカイ、というのが判明しました。

なんじゃいね、と思って調べてみるとこれが嫁さんのiPhoneとiPod Touchの
バックアップでこいつが10GB近くに巨大化しておったのです。
iTunesにはライブラリの場所を設定できる項目があるんですけども
バックアップ先を変更するオプションはないので、
インストールしたCドライブにそのまま格納されるっぽい。

うーん、こいつは困った。
レジストリいじればどうにかなるかなあ、と思って色々調べたのですけども
そうだ、うちのPCはもうWindows 7なのだからシンボリックリンクで
対応すりゃいいんじゃね?と思ってそいつをやってみました。

我が家のWindows 7 Proでは、iTunesのバックアップは以下のパスにありました。

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync

こいつをDドライブ直下に作った「itunesbp」に移動させるには
コマンドプロンプトでmklinkコマンドを使ってやればOK。

  1. まずApple Computer\MobileSyncの中にある「Backup」フォルダを
    カット&ペーストでD:itunesbpに移動させる。
    僕の場合、この中に2つのフォルダが入っていました。
  2. コマンドプロンプトを立ち上げる。
    Windows 7の場合、スタートメニューから「プログラムとファイルの検索」にcmdと入力してEnterを押してやれば起動します。
  3. 以下をコピーしてコマンドプロンプトに貼り付けてEnterを入力。
    mklink /D “C:¥Users¥(ユーザ名)¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup” “D:¥itunesbp¥Backup”
    もちろんユーザ名は自分の環境に置き換えて下さい。
    あと、コマンドプロンプトではCTRL+Vのショートカットは使えないので、右クリックメニューから貼り付けを選択すればOK。
  4. 「シンボリック リンクが作成されました」というメッセージが出れば成功。

注意点としてはAppDataフォルダは最初「隠しフォルダ」になってるので
フォルダオプションから
隠しファイル、隠しフォルダ―、および隠しドライブを表示する」 をクリックし、
[適用] ボタンをクリックして表示させる必要があります。

それにしても、iTunesはほんまこういう事がウザい。
未だに勝手にジャンルを書き換えてしまいよるんで、ずっと言語を英語にして使ってます。
ほんま、iPodとかが家になければこいつとはさっさと縁を切ってるのに(笑)