週末演奏を終えてほっこりとした感の日曜。
サブカーのブレーキパッドを替えようとジャッキアップしたものの、ネジが固着しているみたいで無理せずに作業中断。
金曜日に撮影した動画から音声を取りだして、なんとかノイズ除去など音質をあげれないものかと色々と部屋作業。
あとは、GEKOの新レパートリーの譜面書きやアレンジを色々と考えておりました。
この春ぐらいからGEKOの相方、Shinさんもイエロー・ジャケッツのベーシストとして参加するようになりました。
元々はベーシストだったShinさん。もちろん最初に出会った頃はベーシストでした。
久しぶりの定期的なベーシスト依頼に対して「おもろなってきたからベース買うてしもた」というその性格は、本当に最初に出会ってから全く変わっていません(笑)
最初に声を掛けてもらった時から20年近くの日々が過ぎますが、なんのストレスも感じた事がないというのはきっとお互いの共通点が多い、という事なのでしょう。
GEKOのライブでお客さんに「ケンカとかしないんですか?」と聞かれた事もありますが、お互いそんな事すら考えた事もないという。
- お互いに酒を飲まないので、無駄に距離を測る必要がなく意思の疎通がとても早い事。
- ビートルズ好きであるけども再現を試みるタイプのマニアではない事。
- 「世の中には自分より上手いやつなんていくらでもいる」という考えが根底にあるので、変なプライドが全くない事。
- 色んな無駄を先に考えるより「やってみてアカンかったら諦めよう」という好奇心が先にくる事。
- 楽器持つとなんぼ弾いてても全く苦痛を感じないアホである事。
これだけ揃っているとなんもストレスなんぞありゃせんのです。
そして、もちろんお互いもう物理的に大人になりましたしね。
片方が怒っている(大抵は自分)時など、すっと冷静になれるぐらいの気遣いは出来るようにはなりました。
ライブの行き帰りの車内、そして立ち食いうどんやラーメン食いながら色んな事を話すんですが
「僕等もいよいよ50歳ですなあ」という話を昨年はよーくしてました(笑)
50を越えた途端に色々ややこしい感じになっていった人達を今まで見てきただけに、我々もそうなってしまうのかなあというお話。
明日は我が身、とはまさにこの事。
二人とも酒を飲まないと本音が言えない、みたいな心の動きが全く理解が出来ない(というか酒を飲まないので本気でそういうのがわからない)ので、お酒を飲む人達と相容れる事がないのかもしれませんが(笑)
こればっかりは自分ではなくて周りが評価する事ですから、どうしようもない事ではあるんです(笑)
ただやっぱりこの年齢になると周りを見渡せば、自分より若い人達の方が多かったりするのも事実。
先輩風を吹かせてるつもりはありませんが、気を使われるのはお互いに気持ち良くないですしね。
なので50を過ぎてからは個人的に絶対に心がけている事があります。
それは「年下の人には呼ばれるまでは決して自分から近づかない。しかし頼られたら200%の力で支援しろ。」という事。
呼ばれなけりゃ所詮それまでの人なんだという事をしっかりと自覚する事はとても大事だなと特に思います。
心まで老けた、とは思ってはいませんが若い人達から見たら所詮おっさんにしか過ぎないのはれっきとした事実ですもの。
自分達が若い時に見てた、気ばかり若かったおっさんてやっぱり面倒くさかったですしね。
その中でも質問したら色々と心を砕いて、時間やお金を度外視して色んな事をサポートしてくれた先輩達はいつまでも心に残っています。
やっぱりそういうおっさんでありたい、と最近は自己を戒めています(笑)
これは子育てをしてても全く同じ事を感じる時もありますね。
あれこれ世話焼いてうざがられるよりも、聞かれたり頼られたりした事をスパッと解決するオヤジでありたいもんです。