太平洋戦争とか幕末・明治にかけての本はけっこう色々読んでいて
それなりに歴史には興味がある方ではあるのですが
「三国志」系統はまったく手つかずで今まで生きてきました。

おぼろげながら覚えがあるのはジャンプに掲載されてた「天地を喰らう」かな。

これの連載が1983年って事だからちょうど小学6年ぐらいか。
ジャンプを買っていたわけではなく誰かのが回ってくるのをなんとなく読んでた。
ちょいとばかりエロい設定(天女と交わると望みが叶う)だったので
そういうシーンばかりを楽しみにしていたような気がしますが
その時に「劉備」とか「孔明」などの単語がインプットされたのだと。

その後も戦略シミュレーションゲーム界隈では「三国志」は非常によく見かけたけども
知らんもんに手を出す事なんてするはずもなく「提督の決断」ばかりを
プレイしてそのまま大人になってしまったわけです(笑)

で、ここで電子書籍版の横山光輝「三国志」をようやく入手。


布団に入って寝落ちするまでの時間をこいつで楽しんでました。

最初は正直、登場人物が多すぎて何がなんやらわかりませんでしたが
赤壁の戦いぐらいになると話の展開自体に引き込まれていったので
そのまま勢いで読んでしまおうと一気に最後まで読んでしまいました。

エンディングで統一の大団円!と思いながら読んでましたので
この何とも言えない後味の悪さの終わり方にはちょいと寂しさを覚えました・・・
でも歴史というのは大抵そういうもんなんですよね実際。

途中、「うわー曹操ってなんか腹立つわー」と思いながら読んでて
いざ1巻から読み返してみると意外に早くに登場していてびっくりしたり(笑)
ここまでの大作になるとさすがに一回読んだだけでは理解出来ませんわね。

入門編としてはとてもいいマンガでした。
これを入口に色々とまたチャレンジしてみたいと思います。
・・・ゲームとかも(笑)
スマホでは「三国志ロワイヤル」というゲームが人気だそうですし。

それにしてもこの三国時代って西暦280年あたりですから
日本はまだ卑弥呼が出てきたぐらいになるんですな。
歴史のロマンを感じずにはいられません。