元々車は乗るのもいじるのも好きな方ですが、車本体にはあんまりこだわりがありません。
トランポが必須のバンドマンなのでまずは「88鍵のピアノが積めるのか」というのが第一条件。
外見も凹んでいようが傷があろうが全く気になりません。走ればOK。
それこそ、傷いってる車とか治さんでええからそのまま安く売ってほしいのだけれども(笑)

と、そんな人間が何気なく手にしたのがクルママンガの金字塔である「頭文字D」でした。
オートバックスとかの待合室には必ず置いてありますからね、ヤンマガ系のコミックスは。
・・・・・どうもヤンキーが読んでいた週刊マンガ誌というイメージがありますな。
ビーバップとか工業哀歌バレーボーイズのせいやね、きっと。
ワタクシは根はヤンキーではありません。シャバ僧です。スピリッツとかモーニング読んでましたから!

なんせ「かしらもじでぃー」って読んでたぐらいに全く縁がなかったんですな、このマンガ。

「へえ。主人公、息子と同じ名前(漢字は違う)やん」と思いながらパラパラ読んでると・・・・・

・・・・おもろいやん。

市販の国産車しか出てこないってのが身近な感じがして良いです。
まだうっすらと車本体に興味があった頃の車種しか出てこないってのもよかったんかな。
全巻あっという間に読破してしまいまして(笑)

こういう「車で公道バトル」に反応する血が自分の中に流れていたのがすこし驚きです。
こうなると今まで何がおもろいねん、と思ってたゲーム「グランツーリスモ」とかが急にオモロくなるわけですよ。
市販車を改造して実際のコースを走るゲームですが第一作だけ買ったもののすぐに売ってました(笑)
さっそくPSP版の中古を入手して、寝る前に遊んでおります。

「頭文字D」は何度もアニメ化されてたり劇場版になったり、それこそアーケードゲームも稼働中の物がありますな。
アニメは時間を割いて見るかどうかは微妙ですけども、実際の車に対して少し興味というか、優しくなれた気がします(笑)

タコメーターとか水温計がなくなった今の車とはまた違うくすぐられ感がありますね。
PS3の「グランツーリスモ6」を買う日もきっと近いかな(笑)