さて、そろそろ端午の節句ってもんが近づいているって事で
長男が生まれた我が家にとって必要なものを買いに行こうと松屋町へ行って来ました。
長女が生まれた時に雛人形を買いに来て以来だから、2年ぶりという事になるのかな。
さすがはこの時期って事で、店の前に店員さんが待ち構えてて
呼び込みをしているぐらいの気合の入れよう。
とはいえ、小さい頃に来た松屋町の想い出から比べて、かなり寂しいなあと思いました。
五月人形の事はあんまりよくわからんので、とりあえず見に来たというのが
今日の目的なんだけれども、ある店で僕らについてくれた店員のお兄さんが
とても大阪的というか、小籔ばりの毒舌だったのでとても楽しく過ごせました。
まあ、このお兄ちゃんがとてもおもろくて。
「兜のこの時期になったら戦国マニアみたいな人が買いに来ていろいろうるさいんすわ。
つーかその人討ち死にしてますやん、って腹の中でわろとるんですけどねw」
みたいな感じで、色んな事を教えてくれました。
- いかにして(兜・鎧の)作家さんが手をぬくか。またその具体的な箇所。
- 年に一回は「わしにまかせとけ!」と入りきらないマンションの部屋に
数段重ねの立派過ぎるセットを送りつける『困ったじーさん』が出る、という事。 - パーツ毎に「いかに手がかかってるか」を見分けるポイントなど
とか、アンタ売る側の人間やのにええんかいね、という話ばっかりでしたけどw
色んな事を教えてもらった後で、陳列してある兜などを見ると
「ああなるほどなあ」とわかってしまうのが自分でもおもしろかったです。
結局、今日は兜は買わずにこいのぼり(ベランダ仕様)だけを買って帰りました。
それにしてもこういった人形などは「母親の親が購入する」という地域が多いらしいですね。
僕達みたいに「自分だけで買いに来る」人は珍しいんだそうです。
いずれ娘がどっかに嫁いで、孫が生まれた時の為にいい勉強になりました。
こういう習わしっていずれは滅んでいくのだろうか。
こういった人形も年を追う毎にだんだん小型の物が好まれるようになってるとか。
今の住宅、そして経済事情を考えるそうなのかもしれません。
あと、色んな話を聞いてる時に
「発注側と制作者側でコスト下げろ」的な無茶な事いう人もおるんやろなあ、と
なんか複雑な気持ちになりました。
そりゃあ300万円と3万円の兜・鎧が並んでいるのを見ると
そんな風に考えてしまうのは仕方ないですよね。
シャアも「出資者は無理難題をおっしゃる」と言ってましたしw
兜もハマりだしたら自分的にヤバいかも知れません。
どんどんのめり込んで行く事は間違いないのでw