コロナ陽性による一家4人幽閉生活も佳境を迎えております。
なんせ散歩出来るのは家にあるテラスのみ、という事で映画で見る刑務所の散歩シーンを思い出す。

こういうやつね。

全員家に「いなければならない」という縛り付では楽しい気分になるのはなかなか難しい。
家族4人でなんぞして遊ぼう、みたいな企画を立てる気になるのも、ありゃあ自由が保障されての事。
アメリカが撤退した後のアフガニスタンの現状と重ね合わせるのは不謹慎な気もするけれど、現地の人達が今いかに苦しい状況に立たされてるんだろうか、と想いを馳せる。

毎日起きて体温を測り、HER-SYSに体温と体調を報告する。
基本的にこれしか自宅療養でやる事はない。
あとは食事、なんだが幸い茨木は保健所に陽性報告から4日後から自宅療養食事パックが届き始める。
大阪市内はとんでもなく遅れているらしい。

行政の自宅療養者への食糧支援

まずはご飯・パン・レトルトカレー・インスタント味噌汁が届く

前にも投稿した写真ですが、最初に届いたのはこれ。

保健所から届いた自宅療養支援パック

これは大人一人分ですがまずこの「常温保存」が出来るものが届きます。
味噌汁は24回分、ご飯パックは30回分なので1日を3で割ると10日分という事になる。
自宅待機期間は発症より10日なので、これはきっと1回だけ届くという事なんでしょう。
パンも菓子パンが5つ入ってたので、結構な分量が届く事がわかる。

2日に1回、ワタミの冷凍おかずパックが届けられる

そして非接触の置き配で2日に1回、こういうパックが届けられる。

ワタミの冷凍食料パック

「5種のおかず」はワタミが元々行っている宅食商品。(Webサイトはこちら
それプラス、冷凍の中華丼の素、牛丼の素、八宝菜、グラタンなどが詰められていた。
今までに合計3回、我が家に届けられたが内容物は全て違っていた。

支援内容としては充分過ぎる、と思いました。
買い物に出られずとも、バラエティに富んだ食事をキープ出来ますしね。
ただ、これは子供達の分は含まれてないのでそれは別で用意しなければならんのです。

ネットスーパーに登録して実際に注文してみた

こういう機会やし、いっぺんネットスーパーってやつに登録してみようやないか、と登録を開始。

我が家の地域ではイオン茨木(イオンネットスーパー)とイオンタウン太田(ダイエーネットスーパー)が配送範囲にあたる。

イオンネットスーパー

イオンネットスーパーは元々イオンカードを持っていたので、イオンスクエアメンバーのIDで簡単に登録出来ました。
ちゃんとイオンらしく火曜日は特売(火曜市)しているので安くなっている。
配送は翌日、もしくは翌々日の時間指定で、店舗受け取りも可能。

送料は10,000円(税込)以上165円、10,000円(税込)未満330円、2,000円(税込)未満550円。

値段も実際の店舗と変わりが無いし、送料も購入金額が2000円超えたら330円ていうのはかなり安い。
実際にイオン茨木に車で行って帰ってくるより安いんじゃなかろうか。

注文してみたら、段ボールではなくてレジ袋に入って届いたのに驚き。
「買いたいもんがはっきりしている」場合、これはかなり便利だと実感しました。

自分はどっちかというとブラブラして「お、こんなんあるわ」ってのが好きなのでケースバイケースですね。

ダイエーネットスーパー

ダイエーネットスーパーは店舗によって送料が変わるみたいですが、近くのイオンタウン太田はなんと送料一律110円という破格!
そんな値段でやってて大丈夫なんかいね、と逆に心配になってしまう。

こちらは登録だけして、まだ利用せず。
そしてこちらは当日配送も可能というのがメリットではなかろうか。
近いうちにこちらも利用してみたいところではあります。

老後のシミュレーションをしているのかも

我が家は大阪北部に位置していて、坂道の多い地域。
駅からバスで40分という事もあり、車がないとどこに行くにも困るのが現状。
1970年前後に出来たニュータウンという事もあり、高齢者の増加や独居老人の問題もこれからの懸念。

免許返納したら買いもんとかどないすんねん、と思ってましたけども
こういうネットスーパーが使える地域であるなら、だいぶ助かるんちゃうかと思います。

自分もあっという間に免許を返納せにゃならん様な年齢になるやろし、
今の自宅療養はこの地域で車がない場合の生活シミュレーションやと頭を切り替えりゃいいか、と(笑)

一番早く陽性になった娘が明日からようやく学校に行ける。
どんどんこうして「普通」に戻って行ければありがたいんやけどね。