心臓周りでトラブルが起きた場合、ほとんどのケースでは毎日必ずなんらかの薬を飲まなくてはなりません。
そして、それは自己判断で止めるとエラい目にあうどころか、発作が起こると死へのロードまっしぐらなのでそれこそ真剣に。
いわゆる「血をサラサラにする」薬を飲んどかないと、心臓が詰まったらアウトってやつです。
これをどうやったら忘れないように出来るか、という事を前回入院してる時に色々と考えた結果、しつこいぐらいに通知を送ってくるリマインダーアプリがあればいいのでは、と色々と探してみました。
スマホアプリでとても良さそうだなと思ったのが「MyTherapy」。
公式サイトはこちら。(https://www.mytherapyapp.com/ja)
前回、搬送された時に飲んでる薬を全部教えてくれ、と言われてスッと答えられなかった(胸が痛くて思い出す余裕もなかった)経験もあるので、このアプリに飲んでる薬を全て登録済み。
次回からはこのアプリを開いて見せれば、薬品名から飲んでる頻度まで全てわかるのでとても便利。
自分は朝にまとめて1回飲めば良いので、9時ぐらいにスマホに通知がどーんと出ます。
その時に薬を飲んでから「確認」を押せばOK。
確認を押さなければ、30分毎に通知が鳴りまくるという仕組みになっております。
このアプリを導入したおかげで薬の飲み忘れは全く無くなりました。
毎日必ず飲まなくてはならない薬がある人にはとてもオススメのアプリです。
それにしても自分が20代の頃、まさか毎日薬を飲まなきゃいけない、という日々が来るなんて想像もしてませんでした。
それこそ30代半ばぐらいまでは保険証すら持ってなかったもんなあ。
「熱出たら身体に粉塗って空に祈れば治る」みたいな事を冗談交じりに話してたもんです。
病気になりたいと願って病気になる人なんてきっと存在しない。
思ってもないような病気がある日突然、自分の身に降りかかってくるというイメージ。
出来る事なら何事もなく健康にそのまま年老いていければそれが一番である。
50代を越えると、ちらほらと自分と同じ世代の人が亡くなる話を耳にするようになります。
つい先日、よくライブに遊びに来てくれてた同年代の男性が病気で亡くなってしまいました。
数年に1度、顔を合わせるぐらいの間柄ではありましたが、きっと彼も病気になりたくてなったわけではなかったはずです。
まだまだ生きて人生を楽しみたかっただろうに、と考えると無念でなりません。
自分も心臓のトラブルを2度経験したので、きっと死は背中合わせみたいなもの。
急に降って湧いたようなものとは言え、残りの人生を慎重に生きていきたいし、また同じ様な環境の人には思いやりを持って接していきたい。
病気になりたいと願って病気になる人なんていないのだから。