昨年の9/13に腹腔鏡手術にて胆嚢を摘出して4ヶ月が経ちました。
あれから通院は一度も行かずに済んでいます。
さて、あの激痛から解放されて一体どうなっているのか、をざっと箇条書き。
1.お腹まわりの様子
おへそからカメラを通されて、その上に3つの穴が空いたわけですけども
傷口は縫うこともなく、そのまま放置したままです。
普通に風呂とかにも入れてますし、なんの支障もないのですけども
たまにやたらと傷口が痒くなります。
何も傷などなかった頃の記憶がすでに薄れ始めているので、
「こんなもんかいねえ?」というレベルにしか過ぎないのですけども
鏡を見るとけっこうな傷があるので、嫌でも思い出してしまいます(笑)
元グラビアアイドルである岡本夏生さんも、胆石関連で
いろいろとニュースを賑わせておりますけども、女性にとっては
ケンシロウの様なこの傷はさすがに凹むでしょうねえ。
岡本夏生、胆石で入院から1年…40代グラドルの思い吐露!
http://www.cinematoday.jp/page/N0046273
「最年長グラビアアイドルとしては大事なビキニライン、お腹まわりにたとえ小さくても3っつも4っつも穴をあけらるのがイヤだった」と改めて手術を拒否し た理由を吐露。また、今月で47歳となったこともあってか「メスを入れて全身麻酔で体に負担をかけたくない」と体力への心配もあったようだ。
正直、男でよかったなあ・・・・と思う部分です。
腹の傷なんぞなーんも気になりませんし、それこそ逆に
「オレの腹の傷、見てみる?」といい雰囲気になったら冗談めかして言えるってもん
・・・・・ん?誰か来たようだ。
2.食生活
これに関してはビフォーアフターで劇的に変わりました。
あれだけラーメン好きだった僕が、ラーメンを食べに行きたいと思うよりも
「うどん食いてえ」としか思わなくなったのです。
「チャーシューメン!あ、チャーシューは白身多めで!あとご飯大ね!」という
オーダーを週に3回はしていたのがまるで夢のようです。
というのも、胆汁を貯めることができなくなったせいか
こういう脂物を食べると、即下痢という軟弱な腹になってしまったんですねえ。
わざわざ苦しい思いしてまでも、脂物食おうとは思いませんや。
やっぱりあの痛みのトラウマが残っているせいなのかも知れませんが
意識的に油ものを避けている気がします。
昔はなんでもこい!だった自分のノーブレーキさが今では懐かしい想い出。
「んー・・・・・これ揚げ物やなあ・・・・・やめとこ・・」という
気持ちが働くようになってるんですねえ。
結局、体重は手術前に比べて12kg落ちました。
やっぱりダイエットは日々の食べ物、という事を実感したわけです。
3.胆嚢摘出したというその事実について
岡本夏生さんの様に、手術を拒否して食事・薬で付き合っていくという方法も
あったのでしょうけども、僕としては胆嚢摘出してよかったなと思っています。
結局、人は誰もが死に向かって生きているわけで、
その間に何かが欠落していくのは老いと向き合う上で仕方ない事だと割りきりました。
お腹を切るなんて・・・・という思いは確かにありましたけども
放置して胆嚢ガン発覚、なんて事も嫌でしたし
食べ物を我慢して薬飲み続けるのを数年も続けるほうが、
僕にとってはストレスになってしまうなあ、と思いました。
そりゃ手術前は
「手術終わったら焼肉食いまくってやるぜ!ヒャッハー!」とか思ってましたけども
実際に終わってみると、まあなんともおだやかな生活を送っています。
(焼肉は一度だけ食べに行きました。翌日少し後悔はしましたけどw)
「何を食べても痛くならない」というその事実が、
今の自分にとって一番大事だなあ、と思えます。
・・・・・たまにお腹ゆるくなりますけどね(笑)
手術が決まってからその日までの食事を助けてくれたのがこの本でした。
なんせ、何食ったら痛くなるかわからんという実験の日々でしたから
このようなガイドがあるだけでも、気持ちの上ですごく楽でしたね。
ま、結局はもやし茹でたのとあさりの味噌汁とご飯ばっか食べてましたけどもw
胆石を抱えて不安な方は大変でしょうけども、僕は手術して正解でした。
これらの記事が皆様のお役に立てば嬉しいです。