団塊ジュニア世代の男の子としてはガンダム、そしてプラモデルには
なみなみならぬ情熱を注ぎ込んだ人も多いかと思います。
まさかそれが食品、として僕達の目の前に現れるとは・・・
相模屋食料さんはガンダムに出てくるモビルスーツ(しかもジオン公国側)の
豆腐をシリーズ化していて一部では話題になっておりますが
その第4弾として登場したのがまさかのモビルアーマー、ビグ・ザム。
劇中ではたった1機だけ生産され、数々の名台詞を生み出した場面に
登場したわけですけども、その巨大さを表現するのに
食品ではありえない「組み立て式」キットという形での販売になるようです(笑)
この箱が絹ごしや木綿の隣に並ぶというのはまさに「圧倒的じゃないか」!
悲しいけどこれって戦争なのよね(食品マーケット的に)
果たしてこれが量産の暁に勝利が待っているのかどうかは別として
味がアボガド風味という意外ときっちりしたコンセプトであったり
一番唸らせてくれるのが
原料には、劇中で大規模な戦闘が展開されたウクライナ・オデッサ周辺の大豆をごく微量(0.1%以上)使用しているという。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/06/news129.html
こんなこだわり、完全にガノタ(ガンダムヲタク)しかわかりません(笑)
というかここまでやるか普通ww
相模屋食料さんのG-TOFU公式サイトなんてもう一体なんの会社かわからないです。
お中元である「ソロモンキット」なんてのもグッときますね。ええ、グッと。
このG-TOFUシリーズ、関西ではなかなか見かける事が少ないらしくて
知人は「まだどれも見たことがない」という人がほとんど。
一度、自分が住んでる地域のスーパーに「ズゴックとうふ」が大量に入荷されましたが
敬老会の該当者が1200名を超す、という由緒あるニュータウンという立地のせいか
全く売れずに棚から消えていき、二度と入荷される事がありませんでした(笑)
しかし、仕事には遊び心が大事とはいうもののここまでやっていいのかなあ。
相模屋食料の社長、鳥越氏は1973年生まれである。
鳥越氏のインタビューはこちらで読めますけども・・・・・キレッキレですよホンマ。
「そうです。違うんですよ。”ザクと豆腐”は同じ量産型だということやどんな料理にも合うこと、主役ではなく名脇役なんだということ、いろんな共通点を持っている。だからこれは『ザクとうふ』でなければダメなんだと。そうやって話すと聞き手も”ザクで!?”となるわけです。『ガンダム』を知らない人でも”ザクって何? ガンダムじゃないんだ?”と興味を持ってくれるはず、という強い確信はありました」
ほ、本気ってのは人を動かすんだね・・・すごい!
これ買って食卓に出しても喜ぶのは自分だけだしなあ・・・どうしよう(笑)