中古住宅に住む、という事はメンテナンスも己の業務。
移り住んだ時から微妙に気になってたのが風呂場のシャワーフック(下)が若干グラついてた件。
自分が昭和世代だからか、風呂桶の中のお湯を洗面器で汲んで頭も身体も洗う人な故に、シャワーが少々グラつこうが特になんも支障はなかったのだけど、家族から不満が出始めるとさすがに本腰入れんとあきません。
シャワーフックは上下2本のビスで止めるタイプなんですが、上部のビスを締めても空回りするだけ。
タイルに打ち込んだアンカーごと抜けかかってたので、エポキシ系の接着剤突っ込んだりしてたんですがそれやと根本的な解決には至りませんでした。
やっぱりそのアンカーを交換せんとアカンみたい。
その「アンカーみたいなやつ」の正式名称を知らなくて、色々検索したら「カールプラグ」という名前だそうで。
風呂場のタイルには7.5mmの穴が空いてたのでハンマーで打ち込む事を想定して8mmの物を購入しました。
で、シャワーフックもこの際新しいモンに交換してまえ、と。
どこかの銭湯かなんか忘れましたが、シャワーヘッドの角度を調節出来るタイプを見かけた事があったのでそれを購入。
このSANEIのPS30-845は台座のネジ間ピッチが固定ではなく、可変式だったのも助かりました。
わざわざまたドリルで穴を開けるハメになったりすると、いらない穴は埋めなければなりませんし。
ここに購入した8mmのカールプラグをはめ込んでみると・・・・
エライはみ出てしまいました。
ネジを締め込んだらこのカールプラグが開いて固定、というものなのでカールプラグ自体を糸鋸でカット。
この状態にしてから台座をネジで締め込んでいきます。
この状態でグイッと引っ張ってスポッと抜けたら失敗、なんですが幸いガッチリ固定されました😀
あとは本体を上からスライドさせてはめ込んだら完成であります。
今回の施工で勉強になったのは「アンカーみたいなもんの正式名称を知った」という事。
それこそホームセンターには色んな素材のよく似たアンカーがいっぱい売ってましたが、それそれに用途があるんやろねえ。
家族からも「しっかりと固定されてストレスがなくなった」という事で好評でした。
SANEI シャワー掛具 角度5段階調整 メッキ ビス付き ねじ取付ピッチ13~23mm PS30-845 シルバー
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