相変わらずDTMはのっそりとしたペースで取り組んでいるのでSONARは7のままでした。
最新の作業はこちら。

SONAR7と格闘、その後に髪の毛を切る

で、昨年ギブソンが破綻したアオリでSONARもどうなるかわからん、という状況に。
ギブソンは過去、DTMソフトの「VISION」も同じ様な経緯で消滅に追いやっただけにもはや絶望的かと思われたんですが、シンガポールのお金持ちな人が買い取って、なんと無料DTMソフトとして生まれ変わりました。

しかもすでに日本語対応してるという事で、今回こいつをインストールしてみる事に。
SONAR7のプロジェクトファイルも無事に開いたので、長年のお付き合いのSONAR7ともお別れに。

さて、新しいこのCakewalkを色々触ってみてたんですが・・・

SONAR7時代から気になりつつも放置してた問題がありまして。
それはドラムマップや各種プリセットのドロップダウンリストが全て空白という不具合。

特にそないなもんを使う事もなかったので「まあいいや」って思ってたんですけども
やっぱりこれはちょいと気持ち悪いので原因究明に乗り出す事にしました。

今回SONAR7を残したまま、Cakewalk最新版をインストール、その後SONAR7を削除。
その時に「旧SONARの設定を引き継ぎますか」というのに「はい」と答えてセットアップ。

きっとこれが良くなかったんだろう、と思ってもう一回再インストール。
しかし結果は同じ。

そこでレジストリエディタを起動して、Cakewalkと書かれたキーを探す。
いくつか見つけた所で、Cakewalkをアンインストール。
・・・・・しかしレジストリキーはほぼ残ったままでした。

あ、これが原因だよなきっとと思ってCakewalkの文字が書かれたキーを全て削除。
そして、もう一度Cakewalkを再インストール。
これできっと治るはずだよ・・・・・しかし結果は同じ。

なんでやねーん!と色々検索するも「SONAR プリセット 空白」などでも全然情報は出てこない。
こういう時は英語圏やで、と海外のCakewalkフォーラムで検索してみる。

「New Drum Map」で検索をかけたらそれなりに同じ症状の人発見。
しかし、どのトピックも未解決のままで放置されていました。

管理者権限で起動してみたりもすれど症状は変わらず。
で、すこし糸口を見つける出来事が。
ドラムマップのプリセットは出てこないものの、新規で保存するとドラムマップファイルを保存しているディレクトリにはちゃんと.mapファイルが出来てるんですな。
しかし、Cakewalkを起動する時にはこのファイルすらも読み込んでくれんのです。

ファイルは存在しているし新たにそこに保存されている、という事はソフトから見たファイルのパスは合致しているし、ソフトもちゃんと動作しているという事。

という事はそこに存在しているファイル自体に何かが起こっている、という事に。

C:\Users\USERNAME\AppData\Roaming\Cakewalk\Cakewalk Core\Drum MapsがWindows10でのデフォルトの保存場所なので、見に行ってみるとフォルダになにか見かけない模様が。

「Cakewalk」フォルダを右クリックして「属性」→「詳細設定」をクリック。

「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックが入っていました。
自分で設定した覚えが全くないのですが、もしかするストレージの空き容量の関係で自動でオンになったのかも。。

このチェックを外してPCを再起動。
Cakewalkを起動してみるとあらゆるプリセットのドロップダウンやドラムマップが表示されました。

てっきりレジストリや思ってたのが、まさかファイルシステムの設定だったとは。

SONAR7時代もインストール当初は出来てたのに、途中からこの設定になって使えなくなったんだろうなあ。
無事解決してよかったですわ。