ギター内部配線を取り替えた次はそろそろヘタリかけてるシールドにトライ。
バンド仲間から「モガミ2534がおすすめです!」と言われてて
いつか作ろう作ろうと思いつつ、ずっと挑戦できずにいました。
ここはやっぱり形から入んないと、と思ってハンダ付け関連のグッズをまず購入。
しょっちゅう机を焦がしていたので、簡易ハンダ台と
ハンダ吸い取り器をホームセンターで購入。
そしてネットでメートル売りしている所を見つけたのでそこでケーブルも購入。
音楽機器にはとりあえずこれ!というハンダ「Kester44」は
以前、ギター内部配線の交換時に購入しているので問題なし。
熱収縮チューブなんてものも購入しちゃいましたよ。
さあ、これだけそろったらもうやるしかないよ。
制作する際の参考にしたのは下記のサイトです。
http://blog.grimonet.com/articles/2011/02/_-_mogami_2534.php
線をばらしてみて初めて4芯という事を知って、慌てて検索したんですけど
このサイトのおかげで助かりました。
ちなみにスイッチクラフトは入荷待ちだったので、使い慣れたカナレのF15で制作。
無事に7メートルと5メートルのシールドが出来上がりました。
実際に以前使っていたシールドとライブ会場で弾き比べてみたんですけども
目に見えて変わったという感じではなく、低音弦の音が締まったという感じですね。
歪ませた時のバランスがとても良くなったと思います。
あと、やっぱり「自分で作った」という満足感、そして
何かあったとしても自分でまた治すことができる、という経験値が
一番大事だったような気がしますね(笑)
恐らく今回以降、市販品のシールドを買うことはないでしょう。
パッチケーブルなんかもきっちりとした長さを測って、嬉しそうにハンダ付けしてる
自分の姿を容易に想像できてしまうのが、ある意味悲しいです。
なので、ワイヤーストリッパーも新たに買っちゃいました。
D.I.Y.(Do it Yourself)精神はロッカーにとっては大事なトコロですしw
それにしてもハンダの溶ける匂いっていいですね。
子供の頃、LSIゲームを自分で治して以来、ハンダ付けは得意な方ですけど
あんなに種類がある、そしてヴィンテージハンダまであるのが驚きです。
色々と知識を得るのはおもしろいですね。
人間やっててよかったな、と思える瞬間でございます。 はい。