ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

「頭がいい」「何かが出来る」という事

December 06 2012

はてブで話題になってたこの記事、常日頃から思ってた事と同じだったので
ついつい嬉しくなってしまいました。

僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった
http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1 

海外の2ちゃん、と言われてるらしいRedditでの投稿を訳したものです。
ある高校生の嘆きに対してのレスが、なかなかいい事を言うてます。

投稿された嘆きというのは、本来Twitterとかでもよく見る
「あーあ、もうやる気ねえなあ」という類のもの。
訳された文章はこれ。

僕はいま高校の最終学年で、次の6月に卒業する予定です。高校の成績は、いままでずっとAを取りつづけていましたが、去年始めてBをとってしまいました。もしそのBがなければ、卒業生総代に選ばれていたでしょう。

総代にふさわしいのは自分だ、つまりクラスで本当に一番頭がいいのは自分だと思いたいです。でもこの一年で、僕にそれほどの知性はないし、僕より頭のいい人はたくさんいるんだということを思い知らされました。

また僕は、自分の頭のよさについて、少なくとも自分自身に対して嘘をついているところがあります。成績表からAがひとつ盗まれちゃったんだということにして、自分自身を納得させようとしているんです。でも心の奥では分かっています。あのBは、僕への正当な評価だということを。あれ以外にも、他のいくつかの科目でBをもらってしかるべきでした。どうにかそれは避けられたわけですが。

最近、SAT (大学進学適性試験)を受けたら1900台のスコアでした。ただ単に怠けていたからこの結果だけど、本気を出したらもっと全然すごいスコアがとれるはずと考えました。なので、その後もう一度受けてみました。よく出来た感触はありましたが、結果は前回よりたった約40点よかっただけでした。

昔は、自分はMITに行けるものだといつも思っていました。でも、その可能性はゼロに等しいんだという厳しい現実が明らかになってしまいました。たぶん親元を離れずに地元のつまらない大学にいくことになるんだろう、と今になって悟りました。あぁ。

あーそれに、僕の趣味といえばゲームとRedditだけなんです。クラブ活動とかも全くしてないし。車の免許さえ持ってない。終わってる。まぁ、これは僕の知性とはなんの関係もないことですが。。。ただの愚痴です。

とまあ、本当によくある内容ではあるんですけども、これについたレスが素晴らしい。
おそらくこの生徒から見て「おっさん」と呼ばれる類の年齢の人らしく
クドクドと長いのが気になりますけども、さすがおっさん、だてに長く生きてません。

おっさんは自分の経験を、まさに理系、という切り口で語るのですけども
この長い文章の中で、僕がなるほどと思ったのは下記。

 「頭がよい」というのは単に、「とても多くの時間と汗を費やしたので、難なくやっているようにみえるまでになった」ということを言い換えているに過ぎないからです。

所詮、反復した数の賜物だぜボーイ、って感じでしょうか。
一心不乱に集中した夜がどれだけあるかだぜキッド、とも言えましょうか。

でも、これって本当にただそれだけの事なんですよね。

世の中には「努力」という物をカッコ悪いものとしてあざ笑ったり
「才能」という言葉(僕はこの言葉が死ぬほど嫌いです)を持ちだして
自分の努力のなさと置き換えたりとかそういう人がいます。

才能、という言葉が出てくる文章ってどれもこれも言い訳に満ちてるとしか思えません。
ギターにしても「僕には才能がなくてあきらめた」と言う人はよく見かけますけど
ただ単に練習不足のまま途中で投げ出しただけやないか、と。
指が短いから、なんてのも諦めた理由としてはよく聞きますけども
自分のギターを火事から守った結果、左手の薬指と小指が動かなくなり
そこから自分のスタイルを編み出して評価されたジャンゴ・ラインハルトの様な人もいますし。

「諦めが肝心」「引き際が大事」なんて言葉は所詮、諦めた連中からしか出てこない事は
この年になってよくわかるようになりました。

努力すればなんだって出来る、という言葉の裏にある現実は直視せず
信じきって走り続けれる人は本当に強いな、と思います。
その逆に、足を止めてしまって現実ばかりを見てしまう人は
諦めてしまったという事実がずっとつきまとう事になるから本当に辛いだろうな、とも。

自分を信じたからこそあふれる「自信」というものは
生まれた時から備わってるものではなくて、ただの反復した回数によって得た物、という考えは
とってもシンプルでわかりやすいな、とこの記事を読んで思いました。

何かを続ける時に邪魔になったり、足を引っ張ったりするのは
結局は自分自身から出る「逃げたい気持ち」だったりしますしね。

この「おっさん」の記事に対してなんてレスしたんだろうなあ、この学生。

「なげーよクソが氏ね」とかだったら悲しいなあ。

まあ、その、僕もおっさんなんですけどね。

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