ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

ウィルコ・ジョンソンが末期膵臓ガンを公表

January 11 2013

昨日、ふとRTで流れてきた情報に一瞬思考が止まった。

「ウィルコ・ジョンソン、末期膵臓ガンを公表」

http://www.cinematoday.jp/page/N0049223

ウィルコ・ジョンソンといえばパブ・ロックの王者とも言えるバンド、
ドクター・フィールグッドのギタリスト。
The Whoのピート・タウンゼントやThe Clashのミック・ジョーンズと同じぐらい
僕自身のスタイルを形成する中でとても影響を受けました。

「ステージ上では身体すべてを使って表現する」という事において
この3人からは今でも学ぶ事がとても多い。

特にドクター・フィールグッドの音楽はビートルズ~ストーンズと聴いてきた僕を
ブルースへと導き、その後に続くロンドンパンクムーブメントへと導いてくれたので
あの時、心斎橋のタワーレコードで「Down By The Jetty」をジャケ買いしたのが
今振り返ってみるとかなり重要な出来事な気がします。

「お。いい面構え。買ってみよう。」
という何とも頭の悪そうな理由で買って帰ったのですが、1曲目の
「She Does it Right」から聞こえてきたマシンガンの様なカッティングに
すっかり耳を奪われてしまい、後日買ったライブビデオでの映像でやられてしまいました。

ウィルコはこのバンドを脱退という形で去り、
ヴォーカルのリーもすでに亡くなっています。
バンドは完全に別人ですが今でも続いているそうです。

単独でもよく日本公演に訪れてたウィルコは
ガンが発覚してすぐに日本でのライブ日程を組み、昨日東京でのライブを行いました。

治療を拒否し、あくまでもステージを行う事で自分の存在を残すような日程。
昨日のライブ終了後のMCでは
「ありがとう。もう二度と君たちには会えないけど。」って言ったそうです。

8年ぐらい前に、16歳からずっと一緒だった最愛の奥さんを亡くし
常日頃から「生まれ変わってもまた彼女と一緒になりたい」と言ってたウィルコ。

ギターは3本しか所有せず、奥さんに助けてもらって買ったギター以外は
「ただの木片だ。今すぐ売ってもなんの未練もない。最初の1本は別だけど」とか
常日頃から奥さんへの想いを語ってたので、
ステージをやるだけやりきったら、空の上の奥さんに会いに行くつもりなんでしょう。

・・・とでも考えなければ、残される側は寂しすぎます。

音楽家としての引き際の形を示してくれるかのウィルコの行動を
僕は静かに見守りたいな、と思っています。

16日の京都公演、行きたいんやけど無理だからなあ・・・

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