昨年に引き続き、今年も宮村優さんの東京ライブにギタリストとして参加しました。
今年は4月の岐阜から始まって、舞鶴、そして今回の東京という順番。

例の如く、メンバーは前日遅くまで仕事でしたが朝8時に京都に集合というなかなかハードなスケジュール。
自分も前日はスペースジオンでのライブだったので、帰宅して就寝したのはAM4時前。
2時間弱で飛び起きて京都に向かったのでした。

8時15分過ぎに車に機材を積み込んで京都を出発。
名神高速から伊勢湾岸道路を抜けて新東名というルートで東京に向かいます。

渋滞もなくスムースに新東名に入り、藤枝PAにて昼食を。
自分はここに着くまでは機材が真横にあるとはいえ、足元がかなり広めの最後部座席で眠らせてもらっておりました😀

釜揚げしらす丼。味噌汁が寝不足の身体に染みました(笑)

途中で見えた富士山の大きさに感動。まったく雲がかかってないのは初めて見るかも知れません。

渋滞で詰まる事もなく、PM2時過ぎには築地Blue Moodに到着。
15時までは他の団体によるイベントが行われてるらしく、ずっと運転してくれてたギターのジョニーさんは車内で仮眠を。
ちょっと散歩でも行こうかな、と思いましたがビル地下の駐車場から外に出るルートが見つからなくて断念。

15時過ぎて機材のセッティング開始。今回もエレキとアコギの持ちかえがあるのでこんな感じの持ち場となりました。

昨年とはギターアンプの置き場所が左右入れ替わっており、銀パネのツインリバーブはジョニーさん側に。
自分の所にあったのはマッチレスのAvalonというアンプ。
初めて見るアンプでしたが、調べてびっくりしたのがこのアンプが50万ぐらいしよるって事です。
さすがはブティックアンプの走りであるマッチレスやで・・

このアンプ、トーンの利き方が独特で「TREBLE」と「BASE」の二つに「CUT」というツマミが。
今まで使ってきたアンプはTREBLEなら高音域、BASEは低音域と独立して調節出来るんですが、どうやらTREBLEを下げると高音域がカットされると同時に低音域がブーストされるようで。(BASEはこれと逆の動きをする)
で「CUT」のツマミを右に回すと高音域がカットされるというちょっと混乱しそうな挙動でした(笑)

変に低音がこもる事もなく、なんとも素直でヌケの良い音が出るのでモニターもしやすかったなあ。

リハ終わりでタバコ休憩タイムに撮影したビル街。

築地の市場はすでに移転してしまってて、あちこちに工事中の看板が立ってるのは相変わらずです。
この風景、個人的にはアニメ「幻魔大戦(1983)」で描かれてた東京の街をなんとなく思い出してしまいます。

「幻魔大戦」のサントラのCD・・・・リマスターして再発してくれないかなあ。。
キース・エマーソンという大御所が参加してるサントラなのにね。
音圧がひっくいままCD化されてそのまま廃盤になってしまったので、7000円近くの中古盤が出回ってます。

18時よりステージ開始。
休憩を挟みながらの3ステージは本当にあっという間でした。
とても暖かく迎えてくださる東京ライブのお客様達。
自分は今回で2回目の参加なのですが、来年でなんと10回目って事みたいです。

21時過ぎに演奏が終わって早速機材を片づけて車に積み込む。
お店からいっぱい夕食が出たのだけど、運転する際に腹が膨れてると眠くなるので少しだけ食べて、一人で散歩してみる事にしました。

うーん、やっぱ「幻魔大戦」にしか見えない(笑)

ちょっとコンビニで眠気覚ましのドリンク剤でも買っておこう、とコンビニを探してると・・・・

目の前にあったビルはなんと朝日新聞の東京本社やったのね。
かの226事件では襲撃され、1987年の赤報隊事件では散弾銃が撃ち込まれたり、社長室で活動家の野村秋介氏が拳銃自殺などなど色々ありすぎる場所。
歴史と共にここにあるその事実に少し身が引き締まる感がありました。

22時過ぎにBlue Moodを出発。
足柄SAからは運転を代わりました。
今年のレンタカーは三菱のデリカD:5。
RVRに乗ってた時以来の三菱車でしたが、ハンドル周りのボタンがいっぱいありすぎるしアイコン見ても何のボタンかさっぱりわからん(笑)
運転しながら、クルーズコントロールの使い方は把握出来たので、快適に高速ドライブを楽しめました。

岡崎SAで再び運転をジョニーさんに交代。結果として「静岡県横断担当」みたいな形になった今年のドライブでした(笑)
この写真が撮影されたのはAM1:43。
無事に京都に戻ったのはAM3時過ぎ、そこから大阪に戻る途中にまだ食べてなかった夕食をラーメン横綱で。

帰宅したのはちょうど5時過ぎだったので、そのまま風呂に入って起きとく事に。
子供達を学校に送り出してからゆっくりと眠りについたのでした。

来年は新幹線にしようぜ、という話が楽屋で出てましたがさて来年はどうなりますか。