参加しているバンドの編成上、男女デュエットソングはよく演奏します。
あの青春の80年代、自分がよく聞いていた曲達の中で
真っ先に思い浮かぶのが映画「フットルース」に収録されている
マイク・レノとアン・ウィルソンの「パラダイス」。
この「フットルース」は化け物的なアルバムで、全収録曲9曲のうち
7曲がシングルカットされておりました。
確か映画ではこの曲、エンディング・クレジットで流れていた記憶が。
このアルバムで初めて名前を知ったカーラ・ボノフの「誰かの愛が」なんて
劇中ではピクニック中の場面でラジオから流れてただけ、という凄まじい扱い。
そのカーラ・ボノフ、このフットルース以降は耳にすることがなかったのですが
後にウェストコースト系の音楽を聴きだしてから1977年の名盤
「Restless Night」を入手した時に「あ!」と思い出したという間抜けな想い出。
・・・・そういえばムーヴィング・ピクチャーズってどこ行ったんだろ。
「パラダイス」は最近、ようやく演奏する事が出来て
自分としてはめちゃめちゃ嬉しかったりするんですけれども、
この時期、自分にとっては重要な想い出のデュエット曲がもう1曲あるんですなあ。
それはリック・スプリングフィールド主演映画、「ハード・トゥ・ホールド」に
収められていた「タクシー・ダンシング」という曲。
これも一応、当時のサウンドトラックブームに乗っかったものだったのかも。
「なんじゃいタクシーダンシングって。中で踊るんか?」とか思ってましたが
パーティなどでお金を出してダンス相手を雇う行為の事だそうです。
リックの甘い低い声と、ランディ・クロフォードのハスキーな声が
なんとも言えない味を出していて、当時からカッコイイなあと思ってました。
リックはこのアルバムの次の作品「TAO」でエレクトロポップ方面に行ってしまい
自分としては急激に興味を失ってしまったんですけれども
ここ最近、ビルボードなどでライヴをしているみたいですね。
こんな失礼な記事がネットにありました。
発見!生きていたリック・スプリングフィールド
http://www.yamaha.co.jp/ongakukiji/news.php?no=14194
おっさんになっても男前や・・・・
この「Taxi Dancing」歌詞までバッチリ頭に入ってるので
いつか誰かデュエットして下さい(笑)
それにしても、このアルバムですら廃盤という状況はどうにかならないものか。