ジェリー・ゴフィンが死去した、というのをニュースで知った。
1960年代当初、キャロル・キング(当時は婚姻関係だった)とのコンビで
シュレルズの「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」をヒットさせ、
その後にリトル・エヴァ(ゴフィン家のベビーシッターだった)の「ロコモーション」を
ヒットさせたソングライターチームであり、その後も
ホイットニー・ヒューストンの「すべてをあなたに(Saving all my Love for You)」を
マイケル・マッサーとのコンビでヒットさせている。
今あげた3曲は演奏する機会がとても多いだけに
このニュースはなかなか感慨深い。
双極性障害との戦いなどもあり、決して順調だった人生ではなかったにしろ
こうして自分の作品を世に送り出せたという事は幸せだったんじゃなかろうか。
自分自身、新しい音楽を聞きあさるよりも
「まだ聴いてない曲がいっぱいある」との想いから、古い曲を聴くことが多いのだけど
こうして歴史に名が残るというのはやっぱり幸せだろうな、と思う。
名刺代わりの作品を持つことが出来る、というのは
クリエイターにとって一番名誉であり、また一番難しい事。
それが形になるまで諦めなかったという事がやっぱりすごいな、と。
自分自身も何を残せるのか、という事に関してはは
いまだ五里霧中、試行錯誤の毎日だけど諦める事だけはしたくないですね。
それが音楽であっても、別の何かであっても同じ事。
日々トライ、日々精進。その気持ちだけはずっと持ち続けたい。
もちろん結果も出さなきゃダメですけどね(笑)