三日連続京都でのライブでした。
初日はいきなり女性Voが倒れてしまい、急遽ヘルプを頼んだりして
なかなかハードな滑り出しではあったけども、
いつもとは違う感触を得て一日を終えれたのでとても良かった。
二日目はFAUN TIME。
古巣に帰ったような安心感があるのはとても心地よいのだけども
店が移転してからのステージはなかなかハード。
それというのも10人編成のメンバーを無理矢理ステージに納めるために
自分の立ち位置がものすごく狭くなってしまった事。
縦にしたアンプの前のこの小さなスペースで4ステージ。
いつもなら暴れまくるのが普通だけど、今日はそういうわけにはいかない。
動けないとどういう弊害が出てくるかというと・・・・・・・・腰が痛い。
動き回る事によって身体の負担を分散してんだなあって気づけました(笑)
そして、三日目は京都ケントスでのBlack Diamond。
リンク先のブログでも書いたけれども、この日はたまたま昔の音楽仲間が遊びに来てて
2曲だけ共演する事になった。
1995年6月29日。自分の唯一のレギュラーギタリスト経験のキャリアを終えた日。
彼女とはそのレギュラーバンドで1年近くの間、毎日一緒に演奏していた。
その日以来の共演、という事になったんだけど20年以上の月日が流れてたんだなあ。
あの時、阪神大震災がきっかけで二つあったお店の片方がつぶれてしまい、
バンド再編成で自分はそのお店をやめる事になった。
そして意識的にその時のメンバーとの共演は今まで避けていたんですな。
自分の若さと同居していた色んな感情に整理をつけないまま、放置してたせいもある。
でも20年も経ってしまうと、そんな事ですらもうどうでも良くなってたり。
「時間は最高の薬」とはよく言うたもんですな本当に。
20年ぶりの共演。
記憶に残っている彼女の声からは考えられないほどのスケールアップした声に
正直驚いてしまった。
彼女は彼女なりの努力と活動をこの20年の間続けてきたからこそなんだよな。
自分の音はそれだけの変化を彼女に感じてもらえたんだろうか。
怒濤のような三日間が過ぎて、自分の身体はガッチガチです。
それでも、やっぱりギターを弾くことは楽しいんだよなあ。