ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

最新技術について個人的に思うこと。

September 25 2011

HTML5という物が話題になり始めて以来、
iPadやiPhoneがFLASHに非対応となった途端、
Apple信○達(が多いと思った)はこう言い出しました。

「もうこれからはHTML5!」
「あの会社のサイト、フルFLASHサイトだったんで見る気を無くした」
「iPadに非対応なんて今時ありえない」

みたいなつぶやきや記事をいっぱい見るようになりましたね。
(そのほとんどが若年層と呼ばれる人達なのですけども)

おっさんはね、もうこんな事ではしゃぐ気はなくなりましたの。
Webと共に歩いて10数年。
XHTMLやXML、DirectorやShockwave、Java、DHTMLなどなど
技術が先行して話題になったとしても、
それが対クライアントではクソの役にもたたない事を知ってるんです。
相手がパソコンって難しくて、って言っている小さなお店のお父さんにも
横文字並べ立ててわけのわからん会話をしてくる代理店の営業さんにも。

覚えていますか、Web2.0って言葉を。
今や口にするのも恥ずかしい単語になりさがってしまいましたね。
すごかったんですよほんと、ええw

フルFLASHが必要な場合はこれからもあると思いますよ。
iPadでサイトを見る人なんて全体の何パーセントでしょうかね?
それに対してお金を出す価値を、数字を交えて説明できるのかは
お仕事として引き受ける最低のスキルだと思うんですけどね。

これは僕の私感なんですが
ラーメン屋に入って、ラーメン食ってる時に
「これはね、牧場で育てられた黒豚の豚骨を使っててね。もちろん化学調味料は使ってなくて・・・」
って言われ続けたら、間違いなく気ぃ悪くなるでしょう。

ライブ見てる時にMCで演奏者が
「このギターはハンドメイドで作られた完全カスタムで、もちろんアンプは真空管で」
とかグダグダ言われたら、間違いなくその演奏者のライブには二度と行きません。

なぜならアピールする相手を間違ってるからです。
こんなの聞いて喜ぶのは同業者だけですから。
客が食いたいのは「うまいラーメン」であり、聞きたいのは「良い演奏」であって
それができるまでのプロセスに興味を示すのは圧倒的少数でしょう。

もちろん同業者へのアピールは必要です。
お仕事をもらうためにはね。

それはもう、黙ってやればいいだけの話だという事にようやく気づいたんですよね。
いちいち「これで作ってます」なんてアピールはもう必要ないんじゃないだろうか、と。
細かく聞き取り調査して、どれで作ればいいのかは作り手が判断すればいいし
もちろんそれをかみ砕いて説明できなければダメですけど。

あっという間にトレンドが移り変わっていくのはこの業界は仕方ない事。
業界自体が20年足らずでしかないから、みんな試行錯誤なのも現状。

クライアントがなんの為にWebを必要としているか、というのは
結局は利益をあげたい、という所に到達します。
そういう相手にまず技術仕様を語るというのは何か違う気がするのですよね。

納品したお客さんが、それを使って利益を上げてくれる事をまず第一に喜ぶべきだな、と。

どれだけ時が経とうとも、後からわかる人が中身を見た時に
「ちゃんと作ってくれてたんですね」と言ってくれたときに
アタマをぽりぽりかきながら「いやあ・・・・」って照れ笑いするようなスタンスで
仕事をしていければいいなあ、と僕は思うのです。

同業者に「ちょっと助けて!」って言われた時には
「はいはーい」とサラリと解決してあげられれば、お互い幸せですしね。

「それは誰に対してのアピールなのか?」
これを念頭に置いて、日々邁進したいと思う今日この頃なのです。

(眠い時って無理矢理こういう文章書きたくなるのですw おやすみなさい。)

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