Amazonプライムで「ミッドウェイ(2019)」が配信されてたのでもう1回観ようと再生開始。
「これ確か映画館に見に行ったよな・・」と思ってこのハナモゲラボを検索したが見当たらず。
いつか見に行った「ダンケルク」とごっちゃになってんかな、とかもうボケてきたかと色々と考えてしまう。

と、こんな感じで戦争映画(特にWW2モノ)は好きで色々観たりしています。
今まで観た中で一番ひどかった「パール・ハーバー」はさておき、この「ミッドウェイ」はなかなか誠実にあの「ミッドウェー海戦」を描いてたと思います。
史実である「AFは真水が不足している」という暗号解読班のお話や、珊瑚海海戦で中破していた空母ヨークタウンを72時間で修理させた無茶ブリなどもうまく盛り込まれてまして、この辺のお話が好きな人には楽しめる作品です。
ある程度の興味と知識がないと逆にしんどい内容、なのかもしれません。

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で、Amazonプライムなどは「あなたが興味ありそうな映画」ってのを表示しよるやないですか。
そこで最初に表示されてたのが「プライベート・ライアン(1998)」
冒頭20分のノルマンディー上陸作戦(オマハ・ビーチ)の凄惨な描き方が話題になりましたが、そこでノルマンディー上陸作戦と言えばあの名作をまだ観てなかったな、と思い出したわけです。

それが「史上最大の作戦(1962)」

この映画、名前は昔から知ってたものの今まで観る機会がありませんでした。
モノクロっていう事ももしかしたら躊躇してた部分なのかもしれません。
一度、無理矢理着色した物がVHS時代に売られてたらしいですが、その後廃盤になったようで。
1962年と言えば「アラビアのロレンス」がカラーで公開されてたので技術的には可能だったはずなんですが、意図的にモノクロで撮影したのかな。

どっかで配信しとるんかね・・・と調べてみたらYoutubeの有料レンタルがありました。
今では考えられないぐらいのオールスターキャストと予算、という事ですが、なんせ古すぎて知ってる顔が少ない(笑)
ジョン・ウェインの名前は知ってますが顔はなんとなく・・・・みたいな。

もちろん昔の映画なのでCGもなく手足が吹き飛ぶみたいな描写もないのですが、この映画は敵側のドイツ側の混乱もきっちりと描かれていて、それがとても印象的でした。
ロンメル元帥が作戦開始当日に嫁さんのお誕生日パーティー中だった、というエピソードもきっちりと収録。
戦争物は敵側がもはやただの記号としての描かれ方をするのが多いですしね。
人間ドラマとしての組立がとても良く出来た映画だなあ、という印象を受けました。

それにしてもなんとなーく知ってる顔の俳優さんが続々と出てくるんですが、その中にポール・アンカの姿を発見。
主題歌もポール・アンカが歌ってますが、62年といえば「ダイアナ」でのデビューヒットから5年後。
翌年の63年にはビートルズが出てきて、ソロ歌手にはキツイ時代に突入していく事を考えると感慨深い物があります。

あと、一兵卒役でショーン・コネリーが出てはりました。
この映画と同じ1962年にあの007シリーズの1作目「ドクター・ノオ」で主演、そしてスター街道まっしぐらですわ。
そのショーン・コネリーの横を歩いてた俳優さんがとても見覚えがある顔・・・

誰やったかいな・・・・と思い返すとこの人、ビートルズの初映画「ア・ハード・デイズ・ナイト(1964)」でビートルズのマネージャー役をしていたノーマン・ロッシントンなのでした。
あの映画も白黒だったんで、自分の記憶に強く残ってたんでしょう(笑)

YouTubeでのレンタルは再生開始から48時間。
とても面白い映画だったので、これはディスクとして持っておこうかなと思ってます。

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