本日は通っている保育園での懇談会でありました。
いつも事務的なあいさつだけしか交わさない若い女性である保育園の先生とマンツーマンで話すという、自分自身のモードによってはなんとも言えない感があるのだけれど、あくまで保護者としてのスタンスなのだぞと自分に言い聞かせる。
だから変なボケも笑いもいらない、という事を徹底して挑んだ。
よく回るこの口が災いを生む場面だってある事は自分でよくわかっている。
それはもうずっと自分につきまとう「呪い」みたいなもんである。
言いたい事も言えないナントカはポイズン、なんつーのは所詮歌詞の世界にしか過ぎない。
まずは6歳の娘から。
先生曰く
「お友達と遊んでいる時に『自分さえ我慢すれば』って場面がたまに見受けられますね」と。
ああ、イヤな場面に遭遇しても「イヤ!」とは言えないし、
調子に乗った男子達にからかわれても「やめろ」と言えない場面が目に浮かぶ。
優しさが裏目に出る、というのは大人になった今は痛いほどよくわかったりもするんだな。
しかしこのままではやっぱりよろしくないんだろうなあ、特に女の子は。
将来押しの強いクズみたいなバカ男に引っかかってしまうのもよくないし。
CKBの「スポルトマティック」に出てくるみたいな野郎ならもう撃ち殺す。
感情をもっと表に出してもいいよ、って事を教えてあげて下さいとのアドバイスをもらったが、自分があまりそれが出来ないが故に難しいんだなこれが。
そして4歳の息子。
先生曰く
「男の子とも女の子とも分け隔てなく楽しく遊んでますよ。プリキュアごっことか」
はい、ちょっと待って。なぜにそれが最初に出ますかね。
姉のおもちゃ、としての側面がふんだんに保育園生活でも出てるようだ。
姉がキュアホワイトなら自分はキュアブラック、というスタンスが目に見える。
「ただ、自分とスタイルの合わない遊び方を強要されるとすぐにそこから抜けちゃいますね」
ああ、なんというデジャブ感。
かくなるこの私も幼稚園時代の通信簿に
「理不尽な事を言われると『僕もうやめる』と一人遊びに移行する傾向がある」
と、書かれた事があったりする。
それは大人になった今でもあんま変わってない気もするんだが、まさか同じ事をここで聞く事になるとは思わなんだぞ。
6歳と4歳なりの社会があって、その中でどうやって生きているのかを垣間見れた感。
優しすぎるのもアカンし、マイペース過ぎるのもちと困る。
それは大人である自分にも直接言われてるような気がして少し苦笑い。
そして、二人に共通する苦手な物。
「工作が苦手ですね」
そりゃしゃーない。やってないもん親が(笑)
まずは折り鶴から始めてみますかな。