我が家のファイルサーバとして頑張ってくれてるI/O DATAのHDL-GT1.0。
元々は友人の会社で動いていた物をもらい受けてきたもので、
過去、RAID崩壊でデータが吹っ飛んだ経緯はあるものの、機嫌良く動いてくれてたが
ここ最近、起動してすぐに温度異常エラーを吐いてシャットダウンするようになりました。

ああ、そうか。しばらく掃除もしてあげてなかったなあ、と分解掃除。
ついでだからファンも新しいのに交換。

2014-09-02-15.13.55

エアダスターであちこちのホコリを除去して再度電源投入。
しかし、エラーはとまらず。
エラー吐いた瞬間にブラウザから管理画面を見に行くと「筐体内温度:122℃」という
なんともありえない数字が見えた。

そんな温度なら実際には近くにいることすら困難だし、これはなんぞ壊れとるな、と。
色々ググってはみたものの、温度センサーなどの情報が見つからなかったので
某掲示板に書き込んで、識者の助言を待つ事に。

そこで得た情報を元に各カートリッジをPCに接続して、
CrystalDiskInfoでSMART値を見てみる事にした。
ちなみに接続に利用したのはおなじみ「裸族の頭」。
自作派な人にはこの手の直接HDDをPC接続するツールは必須である(笑)


我が家はRAID1+0で運用しているので、ミラーセットは上から二つのカートリッジが
1セットとして動いているのだけど、下二つのHDDが現在値150℃、最悪値150℃という
明らかにおかしい数字を叩き出していた。
このSMART値をHDL-GTが読み取ってエラーを吐いているならば、
このHDDを交換しなければこのエラーは止まらない、という事になる。

一応、上二つだけで起動するかなと思ったけど、それは無理だった。
自動シャットダウンを止める設定項目はない以上、もうHDD交換しかない。

でもなあ・・・・今更250GBのSATAのHDDなんて、売ってないで。
あったとしてもすごい割高だろうし。
これを機会に1TB×4つのHDDを購入して4TB化に挑戦しようかなとも思ったけども
どっちにしても2万円近くの出費が発生するし、それなら新しいNASを買った方が
精神衛生上も転送速度的にもいいような気がしてきた。
もしかしたらこれ以外の故障箇所もあるかもしれないし、
前からこの管理画面の遅さにはイライラもしてたしね・・・・

というわけで、起動してシャットダウンするまでの5分足らずの間に
手動で一生懸命データを救出する作業に没頭しております。

リビングのメディアプレーヤーからのファイル再生は
メインPCにフリーのDLNAクライアントをインストールして応急処置する事にする。

小さいマシン組んで、それにWindows Serverでも入れようかなあ。