我が家のLANDISK(HDL-GT1.0)がご臨終、という記事を書いたのが一昨日。
こいつは我が家のメディアサーバとしての中核を担っていたので、
DLNA環境をなんとかしなければならない、という任務も同時発生。
とりあえず家事をする際に、チビらをテレビにある程度釘付けにしておくには
リビングに置かれたAvel Link Player(AVLP2/DVDG)で、
ファイルサーバ内の子供向け動画を再生するのが一番なのですが、
LANDISKが動かなくなったここ数日はとても大変でした。。。
温度異常エラーの為、5分間だけ起動してシャットダウンを繰り返すLANDISKから
なんとか手動で子供向けファイルを救出したので、
メインPCでなんらかのDLNAサーバソフトを走らせようと検索してみると
「PS3 Media Server」というツールが優秀だという記事を見つけた。
最近のWindows Media PlayerにもDLNAサーバ機能は付いてるらしいけども
なんとなく使う前から「機能がショボそう」と思って使う気になれず。
できればサービスとして常駐してくれるようなツールのほうが
自分が家にいない時でも「パソコンの電源入れてくれればいいから」と言えるメリットもある。
というわけでまずは入手から。
http://sourceforge.net/projects/ps3mediaserver/files/?source=navbar
我が家はWindows 7 Pro(64bit)なのでpms-1.90.1-setup-full-x64.exeをチョイス。
マルチランゲージ対応しているみたいで、最初に言語を選べました。
1.設定
ツールを起動して「基本設定」タブをクリック。
そこに表示されてる項目で以下にチェックを入れました。
- 起動時に最小化
- Check automatically(自動アップデート)
- Prevent OS from sleeping while streaming
(ストリーミング中にPCがスリープに移行しないようにするための設定)
個人的にはメインPCはスリープに移行させずに使っているんですが念のため。
そして、「Windowsサービスに登録」をクリックして、表示されるユーザーアカウント制御に
「はい」をクリックすれば、PCが起動した際に自動的にサーバ起動します。
次に「表示/共有設定」タブをクリックして、下部にある「共有フォルダ設定」に
ファイルを入れてあるフォルダを追加。
とりあえずはこれだけの設定をしておいて、メディアプレーヤーからアクセスしてみました。
2.使用感
Avel Link Playerからは無事にアクセスが可能になり、色々と再生してみました。
驚いたのが以前のLANDISKとの組み合わせでは見れなかったファイルが
ほぼ見れるようになっていたことでした。
以前の組み合わせだとH.264のmp4は再生出来なかったんですが、
PS3 Media Serverとの組み合わせではストレスなく再生出来ました。
再生中、PCの方を見てみてもメモリ、そしてCPU使用率もなんの問題もありません。
それどころかPS3との組み合わせではDVDのISOイメージも直接再生が可能で
PS3の目玉機能でもあるアップコンバートも可能だとか。
いずれこのAvel Link Playerが壊れ、PS4を購入した際には手持ちのPS3を
リビングに移動させる予定だったのでこれは嬉しい限り。
じゃあもうLANDISKなんて買わずに、サーバ用のWindowsマシン組んで
このツールを走らせとけばいいんじゃないのかな、なんて思えてきました。
その方が管理もトラブル対処もグッと楽な気がしますし。
いやはや、ケガの功名と言いますか、よいツールと巡り会えてよかったです。
手の空いた時にでもISO再生をPS3で試してみたいと思います。
PS3 Media ServerのWikiはこちら。
詳しい使い方・設定ははここでほとんどが確認できます。