ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

盆踊 ― 夏も終わりに近づきデストロイな楽曲で乱舞する令和時代

August 22 2019

夜中に作業をしていて一休みする為にベランダに出る。
ここ最近、一雨ごとに気温が下がっていくのを肌で感じるようになった。
ついこの間まではまだ昼間やで!と勘違いしたアブラゼミがベランダの網戸に止まってジージーやかましかったのだが、耳を澄ますとコオロギやスズムシの鳴き声が聞こえている。

ああ、そうか。今年も夏が終わっていくんだな。

そんな事をふと思っているとつい思考は幼い頃へと戻っていく。
今は二人の子供たちが満喫している「夏休み」というやつの想い出はいつも家業の手伝いの事がほとんどだ。
夏休みに入る直前ぐらいから8月の頭にかけて、街から街のお祭りに移動する日々。
それが楽しかったか、と問われると「手伝いやからしゃーない」という感情がやっぱり勝ってしまう。
当たり前の様に労働力として加算される、のはそういうお家に生まれた子の宿命みたいなもんである。

8月頭にツアー前半ファイナルを迎えて、1週間ほどのブランクがあるのだけれど、その間に旅行に出かけるのが我が家の夏休みの最大イベントだった。
その旅行から帰ってきてすぐに後半ツアーが開始される。

その8月後半ツアーのほとんどが「盆踊り」なのである。

真ん中にやぐらを立ててWAになって踊ろう!というのがメインイベントである「盆踊り」。
最古の文献に残っているのはなんと室町時代というからなかなか歴史が長い行事なんですな。
明治から昭和初期にかけてはいわゆる「性的な行事」としての側面もあったらしく、その夜は下半身無礼講だったそうな。
ま、そういう側面は今はさすがに聞かなくなったのだけど、祭りや盆踊りにはヤンキーがやたら出てくるのは形を変えて継承されているらしい。
我が家はそういう「フェス」に対して「出店」という形で影から支えてきたとも言えよう。

で、毎年毎年それが繰り返されてこちらも子供から大人に成長していくわけですよ。
高校生になってバンドを始めたぐらいになると、その「フェス」で流れている曲が完全に頭に残ってしまうのだ。
いわゆる地方で作成された「ご当地音頭」なども未だにフルコーラスで歌えたりするから自分でも苦笑する。

あの頃といえば「アラレちゃん音頭」でめちゃんこめちゃんこんちゃちゃっちゃ~や「ドラえもん音頭」でドラリドラリのドラえもん音頭~ってやつが、そらもうどこの会場行ってもヘビロテなんですわ。
そらイントロのセンベエさんのセリフや太鼓のフレーズまで覚えるっちゅうねん。

社会人になったらさすがにお手伝いは行かなくなり、ここ最近の盆踊り事情は自分の子供を連れて「客」として出かけるまで情報が全く途切れていたんです。
が、最近はなんていうんでしょうか。
若者にウケようとして知恵を絞ったあげく「8ビートにアレンジされた河内音頭」という、何とも気持ち悪いもんが流れてたりするんです。
あれはアカンやろ、どないなってんねんと色々検索した事があったんですが、その時に荻野目ちゃんの「ダンシング・ヒーロー」で盆踊りという動画を見つけまして。

どうやら「ダンシング・ヒーロー」がヒットした翌年から一宮市では振り付けを考えて踊り始めたそうで。
https://www2.ctv.co.jp/news/2018/07/31/16605/

そこから中京地区にはジワジワと広がって行ったらしいんですが、その中京地区のド真ん中名古屋城で今年なんともすごいイベントが。

なんと、セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」で普通に踊ってるやん(笑)
「アイアムアンアンチクルァイスト!」とキリスト教の人が聞いたら卒倒する歌詞のこの曲に合わせて踊る皆様。
音楽の楽しみ方、としてはなんかとっても素直な感じがせんでもないですが(笑)
ま、歌詞どうこうなんていうのは「マツリ」には粋じゃない、って事なのかもしれませんわね。

 

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