ハロウィンも日本で定着したな、というのは渋谷の馬鹿騒ぎがニュースになるのを見て思うこと。
それこそほんの10年前までは、夜のお店がイベントを無理矢理作り出すための口実みたいに思ってました。
そのイベントに自分もホイホイ乗っかって、今年もルイージの格好でギターを弾いてたわけですが。
それは開催する側に回って初めて気付くこと。大事よねそういう事って。

10/31は衆院選も重なりまして、その日の予定だった運動会が前倒しになり「うわ、申し訳ない。この予定では見に行けねえわ・・」といった所に、子供達が二人とも体調不良というバッタバタぶり。
それにしても、このコロナ禍明けの選挙で投票率がここまで低いってえのも困ったもんですね。
普段、政治家の不祥事だけをショー的に報じておいて「選挙に行こう!」なんてキャンペーンを立ち上げるのも意図がまるでわかりません。
数からするととても真面目に働いてる政治家の方が多いはずですが、一歩引いて見ると明らかに政治に対してのマイナスイメージにしかならない事しか報道してませんしね。
テレビで流される内容というのは「圧倒的多数が望む情報レベル」をプロが考案して作っとるはずですから、結局は視聴者側の意識改善が必要って事なんでしょう。

あの芸能人がたくさん出てきてた動画に対しても「芸能人がタブーを破って政治の話を!」って紹介してるのもよくわからん。
ただ単に「参政権を使いましょうね」ってお話で、それは政治の話でもなんでもない気がするんですがね。
夢を売る商売なのでトイレに行ってウンコもしないし、選挙に行って投票もしなかったとしたらそりゃあ因果な商売だわ(笑)
それを望む人達が多い、って事がやっぱりこれから改善すべきテーマなのかもしれませんな。

緊急事態宣言解除後、初めてのスペースジオンでのライブは8年ぶりの共演というイベントもありとても楽しかった。
楽屋で交わす会話内容が子供の事や住まいの事などになってるのも、昔を思うと感慨深い。
考えるともうお互い出会ってから30年近くの時間が流れてるわけですから、世の中も価値観もひっくり返ってるのは自覚していたいなと。

小学生の頃はウサギ跳びが当たり前だったが、90年代以降は有害と周知されていったのと同じような事は多いはず。
「自分があの頃やってきた事は正しいし今でも通用する」というのは一番危険だなと最近とみに思います。
自分がやり続けてきた事だからこそ、過去の実績やプライドは捨て、未来だけにアンテナを張り続けていたいもんですね。

演奏終わっての帰り道。あちこちのお店の灯りが点いてるのにちょっと涙が出そうになりました。

久しぶりの「仕事終わり」でのラーメン。ああ、感慨深いねほんとうに。
当たり前の事が当たり前でなくなってた日常。
まだこれからどうなるかわかんないですが、せめて仕事終わりの晩飯はゆっくり選べるような日々が続きますように。