4月に入りました。世の中的には新年度開始。
子供達は進級し、日射しは暖かくなり、そして桜が咲き始める。夜はまだ冷えるけども。

そんな週末2デイズの恒例スペース・ジオンでのオールディーズライブへの参加。
まだ赤い方のストラトのリアピックアップは交換してないものの、フロントとセンターのSSL1にもだいぶ慣れて来た。
とはいえ、ピックアップの高さ調整が甘いのかちょっとソロの時のパワー不足が気になる。
いや、もともとパワーないピックアップにしたやん、というお話なんですけども(笑)
ま、我慢できないってほどではないので、これはまたおいおいって事で。

この週末はコニー姐さん、そして2年ぶり以上の共演となるダブルキングカフェ姫路の歌姫あっこちゃんという濃い二日間。
ライブイベントが復活してからのダブルキングカフェ姫路も数回お誘い頂いてますが、いずれも日程が合わず。
あの一人ロングドライブとのセットの1日も魅力やし、姫路でしか会えない人達にも会いたいなあ。
皆さん元気にしてはるんやろうか。

土曜のライブ前にちょいとお買い物の必要があって、寺町あたりまで。
そこでみかけた看板を思わず撮影。

レコード!目眩く思い出の名盤。割るに割れない、割り切れない~(CRAZY KEN BAND「レコード」より引用)

宝盤堂はとっくに閉店していて看板だけが残っている状態。いまは飲食店が入ってる様子。
レコード、という言葉がまだ看板に残ってるなんて時計が止まったかのようだ。
しかもこんな街中で。
地方で車を走らせてると「ファミコンショップ」という表記を未だに見かける事はあるけども。

ビートルズばっかり聞いていた中学2年の頃、まだレコードが主流やったしそないに財力もないのでチャリで中古レコード屋を駆け巡ってたもんです。
梅田はまずビートルズ専門店の「GET BACK」(とんでもなく狭かった)から始め、ACTIIIのディスク・ユニオン、駅前ビル地下の「カーニバル」「BIG PINK」「ワルツ堂」「名曲堂」などなど、お決まりのコースがあったもんです。

あの独特のスプレーの匂い、愛想のない店員などなどいろんな想い出が駆け巡る。
CDが主流になってからはこれらプラス、ミナミにも足を広げてたなあ。
今ではもうAmazonで検索する方が早いし、入手出来るスピードも格段に早くなったけども、あの無駄に走り回る時間こそが楽しみやった気が。

中古レコードで一番「やった!」って覚えてるのはビートルズの「レアリティーズ」の米キャピトル盤。

レアリティーズVol.2 1980年発売

これにしか当時は「ラヴ・ミー・ドゥ」のシングルバージョンは収録されてなかったんよねえ・・・
あとは「ヘルプ!」のモノラルバージョン(ボーカルのテイクがステレオとは異なる)とか「アクロス・ザ・ユニヴァース」のバード・バージョンなどなど、まさに「レア」なものだけしかこのアルバムには入ってなかった。

専門店の「GET BACK」ですら当時見かけた事なかったし、入手は無理やろなーって思ってたらどっかで格安で見つけてしもた(笑)
思わず声が出てしまったのを覚えてます。
たしかちょいキズがあったんやけど、それはどうでもよかった曲に入ってた記憶。

でも、これに入ってる「アンド・アイ・ラヴ・ハー」のドイツ版(なぜかエンディングの繰り返しが4回じゃなく6回ある)は、CD音源じゃ手に入らんのよねえ。

今でも根強く残る中古レコード屋さん。
DJさんの需要って事もあると思うけど、CD化されてないようなやつもいっぱいあるし、まだまだ頑張って欲しいもんです。

ちょっと大阪駅前ビルの地下でも散策に行ってみようかな。
あそこには中学~高校の想い出がいっぱい眠ってる気がするし(笑)

クレイジーケンバンドの2004年発売の6thアルバム。
ラテン風味が増してた頃の珠玉の名曲揃い。
特に「レコード」の歌詞が切ないのよ・・・