本日は京都アメリカングラフィティーズに2回目の出演。
いつもの祇園と違ってここは数本通りを隔てた木屋町通り。
そして言わずもがな天気は雨だ(´・ω・`)
この連対率、いったいなんの罰なのだろうか。
サウンドチェック、リハーサルを終えたのがPM6:00過ぎ。
何か少し腹に入れておこうとぶらりと雨の木屋町通りを南下してみる。
この界隈に来たら「老舗」と言われるラーメン屋「みよし」「大豊」「新福菜館」の
3つのどれかで食事してた時代もありました。
ただ、胆嚢摘出以降ラーメンからはかなり遠ざかってしまいましたが
それでも久しぶりに「新福菜館」のラーメンを食べたくなったので行ってみると
他のお店に変わってました。
これはなんとも言えないショック。
従業員がほぼ外国人で「やきめし」というと「は?」と聞き返されて
「チャーハン」でやっとオーダーが通るようなお店ではあったけど
壁際に無造作に漫画が山積みされてるあの雰囲気と独特の味のラーメンが好きだった。
残念な気持ちと共に踵を返して、「大豊」に向かってみたけどまだ開店してなくて
久しぶりの「みよし」へ。
ここだけはほんと20年来変わらない。
いれ放題のトッピングからすじ肉が消えたぐらいで、佇まいも何もかも変わらない。
気を付けてないと床の脂で滑って転びそうになる所までも。
前に「みよし」に来たのが2013年11月だったからもう1年半近く前になるのか。
ちなみに新福菜館河原町店が閉店したのは2013年7月15日だそうで。
あの時にはすでにもう閉店した後だったんだなあ。
でも新福菜館も京都の他の老舗と同じく直営、フランチャイズがおかしな事になってて
京都駅すぐ近くにある本店による直営店は府立医大前店のみだそうです。
こういう有名店は何かしらよく似た事情を抱えてるのもビジネスならではなのかな。
お腹がふくれたのでお店に戻ってステージの準備。
さっきのラーメンに反応したのか若干お腹がチクチクするなあと思いつつも
楽しい4ステージを満喫したのでした。
木屋町通りは歴史好き(特に幕末)にはたまらない史跡があちこち残っていて
時の流れと共に風景が形を変えてもその面影をそこにとどめてくれますが
たった40年弱しか生きてない自分にとっても色んな変化を見せてくれます。
想い出の中の新福菜館河原町店が直営だろうがチェーン店舗であろうが
自分にとっては想い出の場所だっただけに寂しいものがあります。
ま、本店は相変わらず営業してるのでそこに行けばラーメンは食べれるんですが。
ずっと前から言ってる事ですがこの京都に純粋に「観光」に来てみたいなと(笑)
駐車場だけ使ってて実は一度も行った事ない清水寺とか。
そうそう。観光に来ないと新福菜館本店にも行けないんですよね。
あそこ、22時には閉まっちゃうんで(笑)