スタミナ不足やから好きなモン食おうか、と思って
バラ肉をコッテリと炒めたやつを載せたラーメンを作って、ご飯とドカ食い。
昔ならなんともなかったこんな食事。
これで明日はスタミナ回復じゃあ!と思ってたんですが

あれれ。
胃が痛い。

ちょっとこれは・・・・・作業もできんな・・・・
横になろう・・・・・いてえ。
眠ってしまえば大丈夫だろう・・・・眠れん。
うつぶせになったり横向けになったり
水を飲んでみてもだめ。
あ、そうかなんか胃に入れれば、と思ってお茶漬け食ってもだめ。

そうこうしてるウチに朝5時とかになって明るくなってきた。
動けなくなる前に、自分で動けるうちにと思って町の救急医療センターに電話して
近くの救急病院を教えてもらって電話する。

プルルル・・・・・・・・・

「ふぉあい」

おい、お前。寝起きじゃねえかバカヤロウ。
こっちは眠れずに腹が痛えんだぞコノヤロウ。
せめて病院名ぐらい名乗るとか、その間の抜けた「ふぉあい」をやめねえかこのバカ。

「あ、すいません。ハラ痛いんでそっち行きたいんすけど」

「ふぇ、はあ、あ!はい、ち、ちょっと、せ、先生にか、かわろ」
パニクリすぎワロタ。
「さっさと代わって下さい。」

てなわけで、代わった先生に事情を告げて病院に向かうことになりました。
消化器の先生はいてないですが、いいですか。との事だったけど
こっちとしたら薬なり注射なりで、この痛みを取って欲しいから軽く了承。

その病院は過去に行った事があるので、診察券は持っていました。
整形外科での対応で「二度と行くまい」と思ってたんだけど、まさか腹痛で来るとは。

朝焼けの中に立つ病院はなんとも不気味。
正面じゃなく、救急入口から入っていくのも暗くて嫌な感じ。

インターホンを押して、来院を告げると恐らくさっきの寝てたであろうおっさんが応対。
中に入ると、診察室の前に老夫婦が座っていた。

おばあさん「だから、食べ過ぎたらいけませんって言ったのに・・・・・」
おじいさん「ごめん」
看護婦さん「そうですよー(笑)このお薬で楽になりますのでちゃんと飲んで下さいね」
おばあさん「すいません。こんな夜中にいい年して・・・・・」
おじいさん「ごめん」

その横に腹押さえて座っている自分はなんかいたたまれなかった。
数十年後の自分の姿を見てるような気がした。
おばあさんと目があった瞬間、僕はお腹にあてていた手をさっと下ろしてしまった。

診察してもらった時にエコーをあててみても特になんらかの異常も見当たらず
便も黒くなってない、という事実もあり
スペイン料理導入からのオリーブオイル+ニンニクラッシュ、に加えて
ご飯ドカ食い(しかも早食い)と氷入りのウーロン茶飲みまくってる事実もあるので
「お薬飲んで様子見ましょうね」って事で帰宅。

その薬、飲んで横になったらあっという間に楽になってきて
いつの間にか眠っていたみたい。
で、起きたら痛みはほとんどなく(ぎゅっと押さえたら痛いかな?ぐらい)
脂っこくないもの、ゆっくり食べる、お茶には氷なしで様子見しております。

昨日のこの時間にはすでに激痛だった事を考えると
今日はもう大丈夫な予感はしていますけども、口に入れるものはめっちゃ慎重です。。

胃が痛くなる事なんて、昔はなかったのになあ・・・・
ああ、やだやだ。

それにしてもお金払う時に応対したおっさん、明らかに眠たそうやったけど
あんなの救急の連絡口に置いてて大丈夫なんだろうか。