ちょいと初めての案件に四苦八苦しながら夜中に作業をし続けているここ最近。

慣れているせいなのかやっぱり静かな深夜に作業時間は移っていく。
集中したいが為にBGMも全て切っているとエアコンのブーンという作動音だけが耳に残る。
そうすると、記憶がふっと過去に戻っていく。

自分の部屋、という物が手に入ったのは中学に入ったばかりの頃。
最近では自分の部屋にテレビ、なんてもう当たり前の事かもしれないし、それこそタブレットなどの端末でテレビなんて普通に見れるから珍しくも何ともないのかもだけど、当時はなかなか限られてた環境だったかも知れぬ。

その頃、シャープが出していたパソコン、X1(初代)を中古で手に入れていた僕は部屋でテレビを見れる環境にあった。
X1はテレビ画面とのスーパーインポーズがひとつのウリだったのでテレビ放送もディスプレイで普通に見ることが出来たからである。
このテレビはその後、家を出て一人暮らしをしてからも数年間はテレビとして立派に稼働してくれた。
文字通り壊れて画面が出なくなるまで、その役割をしっかりと果たしてくれた想い出。

夜型傾向が始まったのは中学の終わりぐらいから。
SONY MUSC TVを見ながらそのまま眠ってしまっていた当初と比べて2時3時ぐらいは当たり前に起きるようになってたので、暑くて眠れない夜などはぼんやりとテレビを付けて適当に番組を見るのが楽しみの1つになっていた。
エアコンを付けるとオカンに「何様じゃお前は!」って怒られるので、たまにしかエアコンは付けなかったけど。

その頃、深夜放送でやたらと邦画を流していたのをなんとなく見てた中で、いくつか強烈に印象に残っている物がある。
「丑三つの村」はとても残虐でとてもエロかったし、「ヨコハマBJブルース」はしゃがれた声で歌う松田優作がカッコ良かったけど話の意味が当時は全然わからずに「なんじゃこれ」と思ったり。
「新幹線大爆破」は健さんがシブかったし、「太陽を盗んだ男」はジュリーがめちゃめちゃカッコ良くて食い入るように見た覚えがあったり、よくよく考えてみればあの70年代独特の邦画の世界にけっこう惹かれてたんだなあ、と。

今ではそのどれもがDVDになってたりするので、大人になってから見返したりしたけども、ふと思い出したのが「そういえばなんか日本の恐竜の映画あったよな?」という事である。
ゴジラやガメラじゃなくて、なんというかもっとパニック映画的な。

と、「邦画 恐竜」でググってみたら一発で見つかりました。

「恐竜・怪鳥の伝説」やはりというか1977年の作品でした(笑)

この映画、確か今までに2回はテレビでなんとなく見た記憶があるんですが、映画のタイトルを全く覚えていなかったんです。
わかってみれば、なんとまあ直球なタイトルで。
全体的に恐竜の造りがショボかったな、という記憶がありますが主役が渡瀬恒彦さんだったのはすっかり忘れてました(笑)

今ではWikipediaなどで制作事情なども詳しくわかるんですが、東映の名物社長だった岡田茂さんの「洋画のあれ、面白かったから焼き直せ」という社長命令でみんなが右往左往して出来た作品だそうです。
当時は「ジョーズ」などのパニック映画が流行ってましたので(笑)
そういえば「スター・ウォーズ」の日本公開までのタイムラグを考慮して無理矢理作ったという「宇宙からのメッセージ」も映画館で見たなあ・・・

この「恐竜・怪鳥の伝説」で一番印象に残ってるのはラストシーンで流れる挿入歌なんですが、残念ながらYoutubeではオープニング曲「遠い血の伝説」しかアップされてませんでした。

この映画、ありがたい事にAmazonプライムで配信されてるので近々見てみようかと思います。

恐竜・怪鳥の伝説

恐竜・怪鳥の伝説

渡瀬恒彦, 沢野火子, 清島智子, 林彰太郎, 牧冬吉, 諸口あきら
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