10/7は愛猫の命日。去年、天寿を全うしてから1年が過ぎました。
家族3人でヤツが眠っているお寺に出かけて線香をあげてきました。

2歳半になった娘は、映像などでヤツの姿を何度も見てるので
「にゃー?」と僕達に問いかけてきます。
ここで寝てるんだよ、と説明してあげると手をあわせて拝んでいました。

山の中のとても静かなお寺なので、ここに来るとほっとします。
今日は去年と一緒で、よく晴れて風が心地よい日でした。

あれからたった1年しかたってないんだな、というのが正直な気持ちです。
ヤツが空に帰ってからというものの、我が家は僕の鼻の手術、手のしびれ、
胆石発覚、胆嚢摘出、そして妻の妊娠の発覚などイベントのオンパレードでしたから
非常に濃密な日々の連続でした。

足早に過ぎていく日々の中で、最初はヤツのいない風景にもかかわらず
鳴き声が聞こえたような気がしたりしましたが
やはり現実の重み、というのは自分自身をしっかりとさせてくれるようで
最近はもう鳴き声も聞こえなくなりましたし、ヤツのいない風景にも慣れました。

だけど共に過ごした20年はやっぱり僕にとってはかけがえのない日々。
頭をよぎる様々な場面の中のいくつかにはヤツがいます。

来年もまた来るよ。次は4人でね。