この4月で中学3年になる娘。そして息子は中学生に。
何とも早いな、としか思えないけどもそれなりにでっかくなってきたなあと。
で、娘はいわゆる「受験生」になるわけじゃないですか。
とりあえず高校は行っとこか、このニュータウン内だけの人間関係だけで社会に出たくなかろう、という自分の言葉に「それもそやな」というなんとも軽ーいノリではありますが、まずは「近所の高校」がどんな所か見とこうぜと。
家からチャリで行ける距離にある某公立高校のオープンスクールに長女と行ってきました。
自分自身、高校を選んだ理由は「近かったから」という理由が一番だったため。
あんまり覚えてはないんだが、当時の学力ではもう少し上の所に行けるとも言われてたんやがそこが遠かったのでバツに。
オープンスクール内での説明会が視聴覚室で行われたんですが、オープニングは軽音楽部による演奏。
「へえ、今の子ってどんな感じなんやろ」と楽しみにしてたんです。
今日参加している人達は現在中学3年で間近に受験を控えた人がほとんどでした。
AMPEGのベースアンプにケトナーのギターアンプ、そしてステージモニター付きのPAシステム・・・・
なんちゅう恵まれた環境だ!と少し憤慨する37年前の軽音楽部部長でありました。
わけのわからんアンプにマイク3本ぐらい突っ込んで割れまくってたボーカル、が普通だったあの頃。
ギターアンプは確かフレッシャーかなんかだったような・・・・
そんなこんなで制服着た男の子4人のバンドの演奏が始まりました。
ベースの子だけ異様にステージ慣れしており、動きまくりながらウネウネ弾く姿を見てちょいと感動。
バンド人口が減っている、ギター買うのはおっさんばかりという風潮の昨今、まだ軽音楽部という形の「青春」が続いてるんやなと感慨深い。
もう自分が学生だった頃から40年近い時間が流れているから当然とはいえ、最近は設備がすごいなと。
軽音楽部の機材ですらこれですから、一人一人に端末は当たり前。
各教室にはプロジェクターが完備されており、学食のメニューもすげえ豊富でびっくりでした。
ラーメンなんて週替わりらしい。
家から近くてラーメン週替わり、しかも軽音はこの機材なんてそれだけで自分なら通う理由になりますわい。
そういえば自分は高校の見学って行かなかったよなあ・・・・
願書出しに行った or 入試の時に初めて現地に行った気がする。
長女はとても意義深い1日だったようで、とりあえず近場のオープンスクールには出来るだけ参加したい、との事。
比較の対象があってはじめて行くところを選べるわけですしね。
何よりびっくりした変化は「合格発表がオンライン」になった、という事。
あの紙に貼り出された番号をキョロキョロ探して「あったーーーー!!!」とガッツポーズ。
次の瞬間にクラブの勧誘に囲まれる、というあの風景はもう過去の物になっちまったのかい・・・・
なんか味気ないよなあ、と思いましたがそれも「時代が変わった」って事なんでしょうな。
さあ、子供達がどんな「青春」を描くのか、親としてはそれがとても楽しみです。