実は7月の頭に新しいルーパーを導入しておりまして。
すでに実戦投入はされているのですが、いかんせんまだ機能を全部把握してないので1トラックでリズム鳴らすのみ。
シンギュラーサウンド社のAeros Loop Studioという製品です。
このルーパー、2トラックと6トラックを切り替えて使える上に恐ろしく見た目は小さくて軽い。
そして、本体にWi-FiとBluetoothが搭載されていてファームウェアアップデートも勝手にアップデートされるという今時の機械。
勝手にアップデート中のAeros Loop Studioの図。
このルーパー、2トラックと6トラックを切り替える事が出来て、2トラックは2パート(いわゆるAメロ、Bメロ)、6トラックは6パート(AメロからFメロ)を切り替えて並べていけるという、BOSSのルーパー郡とはちょっと変わった仕組みになっている。
その分、この丸い4つのフットスイッチに「踏む」「長踏み」「ダブルタップ」の3挙動が割り振られているので、これをまず身体に叩き込まなきゃならない。
車を止めたい時に「えっと、どのペダルがプレーキですかいね?」と一瞬でも悩むと待ってるのは事故。
同じ事はルーパーでも言えるのだ。
この2トラックの内の1トラックだけを止めたい、って時に悩んでいるとダメ。
悩む前に勝手に足が出るぐらいにならないと。
なので最近はずっと足元に電源入れるだけで使える様にしてあります。
時間が出来たらコイツの踏む練習をば。
例えば、AとBメロしかない曲(イーグルス「ホテル・カリフォルニア」)などを演奏する際には
- まず1トラック目のAパートに1小節ボディ叩いてリズムを。続いてBパートに1小節ボディ叩いてリズム
- 2トラック目にあのコード進行でアルペジオ
- 1周したらルーパーの録音を止めて即再生。その上でオブリを弾く。
- Bメロの所に来たらBパートに切り替えて、空のBメロ2トラック目にBメロのコードバッキングを
- Bメロ終わりでAメロに切り替える
この中で例えば3番の歌詞の際には1トラック目のボディヒット音だけをミュートしたり、などなど。
これを頭で考えながらやってたら絶対に事故る。だから時間があれば踏む、のだ。
今日1日、ずっとこのルーパーの練習をしていたのでスイッチの挙動はだいぶ身体に入りました。
ただし2トラックモードで精一杯で6トラックの方は触れませんでしたが(笑)
画面に表示されている情報がどういう事か、などなど全て叩き込むときっと表現の幅が拡がるはず。
がんばろう。
ルーパー使いのセンスには定評のある森恵さんが、この同じ機材を使ってのデモ演奏をアップしています。
くっそー、死ぬほどカッコええやん・・・