思えば発端は今年の5月のjonidossチャリティーライブの打ち上げの際でした。

GEKO、2Days:オクターバー投入、そして集うことの喜び

「そういえばここにぎょーさんギタリストいてるけど、同時に音出したらオモロない?」
というジョニーさんの発言から、そのまま本日の会場を押さえるという早業(笑)

参加人数が7人に決まった時点でそもそもアンプはどうするんや、そしてPAのラインは足りるのかなどなどの詰め、そしてみんな揃っての食事会などなどで詳細が決まって行きました。
各ギタリストのリズム隊はjonidossメンバー、及びLINE BANDのメンバーが担当。
そしてヴォーカルや他のメンバーはそれぞれのギタリストが連れてきて、各人2曲ずつ、という骨格で進んだライブ。
それぞれのルーツを演奏しようじゃないか、というのもこの時に決まりました。
こちらのハナモゲラボでは全参加者の演奏曲を記しておこうと思います。

1.さわだくん(GLAY)

「GLAYってそういえばツインギターやんね」って事でほいっと立候補(笑)
一回り以上、年下のさわだくんとのツインギターはとっても楽しかったです。
やっぱりその年代のギタリストはGLAYやラルク、あたりになるんやねえ。
そして、意外と難しかったw

  1. グロリアス
  2. Beloved

自分はこの日はBOØWYやるので布袋モデルで演奏。
そして、やっぱりBelovedはアコギじゃないとアカンやろって事でそれも持っていきました。
Vocalの彼はこの日の為に熊本から駆けつけてくれて、出番が終わったらすぐ新幹線に飛び乗る為に去って行きました。
「『Beloved』は僕がギター弾いてみようと思った曲なんです」とはさわだくん。
そういう曲を演奏する時っていつでもその頃に戻れるんよね。

2.はしけん(ラフィン・ノーズ)

「UD」のギタリストで「大人の文化祭」では何度もご一緒してるはしけんさんはラフィン!
自分もラフィンはめっちゃコピーしてたのでテンションあがる(笑)

  1. PARADISE
  2. GET THE GLORY

もちろん「PARADISE」はあのSEから始めないと、って話で打ちあわせの際めっさ盛り上がりました(笑)
レスポールがまたええ音してたのよこれが。

なんといってもVoの松本さんのヘアスタイルよ。
「家からこれでタクシー乗ってきました」というぐらいのチャーミーっぷりでした。
絶対にお寿司屋さんの大将には見えない風貌(笑)
(ちなみにお店はスペース・ジオンの2つ隣です)

3.井関”Daddy”謙治(ヴァン・ヘイレン)

ダディ兄貴はやはり顔が似ている、という事もあってかヴァン・ヘイレンをチョイス。(MCでの発言より)
てっきりマイケル・シェンカー選んで、白のフライングVを購入するかと思ってたのにw

  1. Panama
  2. You Really Got me

Voは「大人の文化祭」で何度も共演しているヒロピーさんだったんですが、本日は病欠。
なので、ダディ兄貴が弾きながら歌うという3ピースバンド編成に。
それにしてもバッキバキに弾きまくってた兄貴はめっちゃロックしてました(笑)
ちょっとライトハンド練習しよかな・・・と思いましたものw

幕間ショー「ギター3人でホテル・カリフォルニアを演奏しよう」

ここでジョニーさんが登場してお遊びコーナー。
こんだけギタリストおるんなら、誰かが出来るやろという事でイーグルス「ホテル・カリフォルニア」を。
自分はアコギ(7カポ)で参加、そしてジョニーさんとダディ兄貴がツインギターソロという内容。

やっぱりもう一人カポなしのアコギ、そしてやっぱり12弦のアコギがあればなと(笑)

4.Gaku(管理人)(BOØWY)

もうこの話が出た時点で自分はBOØWYしか思い浮かびませんでした。
最初にアルバム全部の曲が弾けた、のがBOØWYの「GIGS」。
そっから現在に至るのは間違いありませんので(笑)

  1. Bad Feeling
  2. Marionette

VoはもちろんBOØWYコピバン「Blue Vacation」の徳さん。
考えてみれば、あの「大人の文化祭」でLUNA SEA演奏した以来、になる。

BOØWYの時だけ必須のエフェクト、YAMAHA EMP100の電池が切れててパッチが吹っ飛んでるというトラブルもありましたが、楽しく演奏出来ました。
エフェクトをGE300に乗り換えてから、BOØWYの音を作ってなかったんですが今回で感触はだいぶ掴めた感。

6月ごろにひさびさにBlue Vacationでライブやるのが決定してるので、その時までにもうちょい作り込んどこうっと。

5.フレディ(ブルーズ)

フレディさんはjonidossで知り合った方で、ブルース大好き兄貴。
自分も一時は真剣にブルーズを勉強してた事もあって、スタンダードな曲にはなんとかついて行けます。
jonidossに遊びに行った際、フレディさんがいてると確実に自分も一緒にギター弾いておりますw

  1. Same Old Blues(フレディ・キング)
  2. Little by Little(ジュニア・ウェルズ)

キーボードにはLINE BANDからにっくんが参加。
これがまたシブイのよ、オルガンのうねり方が(笑)

フレディさんもES-335(同い年だそうです)でバキバキに弾きまくってました。
ちょっとSame Old Bluesのバッキングをギターで出来るようになっとこ、と見ながら考えてました(笑)

幕間ショー「ギタリストが集まるとやっぱりブルースやろ」

このままフレディさんが残って、さわだくん、はしけんさん、そしてLINE BANDからヒロトが登場。
やっぱりギタリストが寄るとまずはブルースセッションてなりますわね。

弾きまくるフレディさんとヒロト、そしてまだ慣れてなくて初々しさの残るさわだくんとはしけんさんが印象的でした。

6.ヒロト(ブライアン・セッツアー)

今ではLINE BANDでソウルフルなカッティングをしてる姿の方が印象深いヒロト君ですが、当初はグレッチ持ったロックンローラーでありました。
その頃からよーく知ってますけども、なんというか・・・いい年の取り方してるなあ、っていつも羨ましく思います(笑)

  1. Jump Jive ‘an Wail
  2. Lonely Summer Night

ハルサヤの二人、ドラムチャーリーも登場してベース以外はLINE BANDという豪華メンツでのジャイブ曲。
先ほどのブルースセッションではセルリアンブルーのストラトを弾いてたヒロト君ですが、やっぱりブライアンはグレッチでしょって事でテネシアンを調達してました。
スラップエコーも完璧でさすがは元ロカビリアン!w
これは2曲ともカッコ良かったなあ・・・こういうのサラッと出来るシブさがちょっと腹立つ(笑)

7.ジョニー(矢沢永吉)

そしてこのイベントの言い出しっぺというか、総元締め?(笑)
ジョニーさんは「やっぱりルーツは永ちゃん」という事でVoは宮村優さんの登場!

  1. You
  2. 黒く塗りつぶせ

この2曲、実は自分も混ざって何度も演奏した事がある2曲なんですが、今考えると参加したらよかった(´;ω;`)
宮村優さんは来週の日曜に京都でライブがあるんですが、その時に今回の後悔を晴らしたいと思いますw

客席に降りてバキバキに弾きまくるジョニーさんには後光が見えました。
一つ一つのピッキングの粒立ちはいつ見ても刺激を受けます。

アンコール「7台いっぺんに音出したらどないなるねん?」

実はこれが本日の一番の実験(笑)
果たして7人で同時にエレキギターを弾けばどうなるんや、という。
その為に自分もギターアンプを持って行きましたw

ジョニーさんからイントロが出て、後はもう言われたもんが前に出るという「ジョニー・B・グッド」
僕はそのイントロの後、そのまま歌いに行きましたw

会場にいるミュージシャン(ドラム、ベースに至るまで)がジョニーさんの指示の元、ガスガス交代していくカオス状態w

7人いっぺんにダックウォークという壮絶な場面はこちら(笑)

結局、20分以上演奏してたような気が・・・・
ま、この写真のみんなの表情見ても、ステージの上の人はみんな楽しかったんやろなという事で(笑)

自分はずっとBOØWYサウンドで通すつもりやったので、ギターにはコーラスやディレイがかかりっぱなし。
なので、なんともヌケが悪い、というかモワンとしてたのがちょいと後悔ですかね。

弾きながら1986年の軽井沢でのベック、サンタナ、ルカサーのライブを思い出してました。
エフェクトかけまくったルカサーの音が抜け悪かったあの感じです(笑)

この時のルカサーの音作りってけっこうBOØWYしてるというか、そういうサウンドが流行りやったんでしょうね。
今の布袋氏もめっちゃナチュラルなサウンドですし。

今日のイベントはギタリストとして、本当に色んな刺激をもらってとっても楽しかったです。
次回はもしかしたら11人ぐらいに増えてたりして(笑)