先月、ひょんな事で手に入れたエピフォン・レスポール・スタジオ。
イジってやらんといかんなあ、と思いつつ色々とバタバタしててまったく手つかず。
長女がこのカラーリングを気に入ったのか、ちょこちょこ弾いてたみたいですが、その内にフロントピックアップの音が出なくなりまして。
ちょこちょこと調べながらパーツを少しずつ、積みプラモの様に買い溜めておりました。
- ペグをGOTOHのマグナムロックに交換
- 配線材を全て交換
- トーンポットをスイッチポットに変更してコイルタップ。
までは進めてみるかあ、といざ作業開始。
作業開始
まずはペグを交換
手持ちのストラト2本はHARP(ポスト高さ調節機構)付のマグナムロックに変更済み。
弦交換の際にポストに弦を巻き付けなくて良い、という手軽さを知ってしまうともう元には戻れません。
なので「ウチの子」のエレキになるには、まずはマグナムロックに交換でっしゃろ、と。
レスポール・スタジオはネックに角度が付いてるのでHARPなしのモデルで充分。
GOTOH/SG301-MG-20-C-L3+R3国産 高精度 ゴトー Ch/クロームマグナムロック 片側3連 糸巻き ロックペグ
SG301-MG-20-L3+R3-Chrome。
色はクロームにしておきました。
ブッシュもなんの加工もせずに交換完了。所要時間10分。
元々のペグはグローバーのしっかりした物が付いてたんで、なんぞ再利用出来るかなと思って捨てずに保持。
古いアコギのペグが壊れた時にでも使いましょう。
あっという間に交換完了。
ストラップピンをシャーラー互換に交換
ストラップピンはそれこそもう30年ぐらいはずっとシャーラー、もしくは互換品を使ってるのでそれに交換。
今回はここ最近ずっと使ってる互換品を。
Parksons 金属製 ストラップロックピン ギターベース用 2個セット ニッケル PSL-700N
さっと交換出来るハードウェアはこの二つ。さていよいよ内部配線。
内部配線作業開始
開けてみるとピックアップが4芯ではなく2芯仕様でした
弦、取り外したついでにピックアップも取り外してみると・・・
オーマイガー!まさかの2芯仕様・・・・・海外サイトには4芯って書いてあったのに・・
ピックアップをバラして4芯にする根気も勇気もないので、今回はコイルタップを断念。
せっかくプッシュ・プルのスイッチポット買ったのによう・・・・
配線を全てやり直す
すでにフロントピックアップから音が出なくなっているので、まずはピックアップをテスターでチェック。
ピックアップは生きてるみたいなので、トグルスイッチか配線がマズいって事になります。
さて、今回はこの機会なので配線を全てイチからやり直してみる事にしました。
レスポール系の配線は今までやった事なかったんですが、ネットに溢れる配線図と実物を照らし合わせたらイケるやろと。
色々と調べてみると、トグルスイッチからジャックまでが異様に長い構造なので、その間にノイズを拾うそうな。
なので、シールド線にせんとアカンらしい。
シールドと言えば、自分はもうモガミで自作しまくってますので、今回も全てモガミに変更する事にしました。
- トグルスイッチからジャック:MOGAMI 2520
- トグルスイッチからフロント・リアのボリュームポット :MOGAMI 2794 2芯シールドケーブル
- その他予備配線:MOGAMI 2514
2514は色分けされてるので嬉しいとこ。今回はものっそムダで意味がないのですがアース線に緑の線を使用。贅沢(違
元々はトーンの所にちっさいコンデンサが付いてましたが、今回はオレンジドロップをヴォリュームとトーンに跨ぐ形で配線しました。
【国内正規品】 MONTREUX モントルー SPRAGUE製コンデンサー Selected Parts/Sprague Orange Drop 716P 0.0...
購入時点での写真はこちら。
そして、配線後。
今回、自分で全て配線した事によって、なんぞトラブってもすぐに原因がわかるようになったのが最大のメリット。
トグルスイッチの配線がちょい難しかったな・・・・
あとはジャックをスイッチクラフトの物に交換しました。これも我が家では定番です。ガッシリした刺さり方がヨロシ。
ここまで配線してから、アンプに通電チェック。
ノイズも出てないし、スイッチ切替も思った通り。今回、珍しくノーミスで作業クリア致しました。
新しい弦を張ってもろもろ調節
テールピースに工夫が・・・・
レスポール・カスタムを所有してた頃、弦を張り替える時にテールピースがスコンと落ちるのが面倒くさかった想い出。
しかし、最近はこういう加工がしてあるのにビックリ。
スタッドにカチャリとロックされるようになってる!
そういえば、弦高調節する際のボルトも上からマイナスドライバーで回せる様になってて色々と変わってるんやなあと感心しました。
ネック反り調節、そして弦高とオクターブチューン終えて試奏。
うん、ボヤッとした感がスッキリとなくなってちょいとモダンな音になりました。
さすがにストラトに比べてハイポジが弾きにくいので、そういうのがなさそうな現場に連れて行ければなと(笑)
予算が出来たら、カバードのハムバッカーに替えてコイルタップ装備じゃね。