携帯型音楽プレーヤーをここまでこの世に広げたのは
2001年に発売されたiPodの功績と言っても過言ではありません。
過去記事でもiPodの事は何度も書いておるのですけども
SankeiBizにこんな記事が出てました。
存在意義失った「iPod」 クックCEOが終焉示唆、故ジョブズ氏も予言
http://www.sankeibiz.jp/express/news/140131/exb1401310004000-n1.htm
米 アップルが2001年に世に送り出したデジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」が、近く市場から姿を消すことになりそうだ。音楽も聴ける「iPhone(アイフォーン)」に取って代わられ、販売が激減しているためで、最高経営責任者(CEO)のティム・ クック氏(53)が投資家向け説明会で生産・販売の中止を示唆した。
アップル躍進の原点ともいえる革新的な製品だったが、11年に56歳で亡くなったカリスマ創業者スティーブ・ジョブズ氏も終焉(しゅうえん)を予言していた。アップルは“ジョブズ後”に革新的な製品を生み出せず試練を迎えている。
「アイポッドのビジネスに終わりが近づいていることは、わが社の社員なら全員が知っていると思う」
英BBC放送は、クック氏が今月27日に行われた説明会でこう発言したと伝えた。
もうこの「なりそうだ」って言い回しからして「はいはいまたですか」って思ってましたけども
案の定、こいつは先走り誤訳記事だったようで色々とTwitter上では話題になってます。
「iPod終焉」の誤訳記事はなぜ生まれたのか
http://togetter.com/li/623632
僕は40GBのiPod Photoから80GBのiPod Classicと乗り継いで来てますけども
もう最近では家にあるライブラリを全部持ち歩く事が出来なくなってます。
特にお気に入りのものはロスレスで再エンコードしたりしてるので
全体のファイルサイズは肥大化するばかり・・・
「全部持ち出せる」というキャッチコピーに当時はとても心をわしづかみにされて
それまで使ってたUSB式の首から下げるプレーヤーからiPodに乗り換えましたが
自分にとって一番重要なのはストレージの全容量なのですよ。
確かにクリックホイール式のClassicは将来的になくなってTouchに移行するかもだけど
今のままのTouch(最大64GB)ラインナップでは「全部持って歩きたい」という
我々の様なユーザーにはちょいと困るのですよね。
SONYもAndroidベースで、ハイレゾ対応のバケモンみたいなスペックの
Walkman、NW-ZX1を発売して大好評みたいですけども
最安値72000円はちょいと払う気がしませんわ。
スマートフォンなどが普及して、こういう音楽プレーヤーを電話と統合してる人も多いですが
自分としてはこれだけは絶対にしたくないのですよね。
音楽は音楽で単独のデバイスを持ってたいわけで。
iPhoneが普及したからiPodはなくなる、ってのはとても短絡的な考えの様な気が。
Appleはそれこそなんぞ新しいプラットフォームを提案して、
そっちに音楽プレーヤーが集約される、っていう売り方をしそうな予感がします。
それがどんなものになるのかはわからないですけども、
つーか、とりあえずさっさとTouchの128GBを出せばいいんじゃねーのか、とも思いますがw