プリンターの下の書類置き場の端っこに数冊ある古い古いノート達。

2014-03-23-07.52.19

MY WORDSと書かれた表紙はすでに色あせていて
中を開けばそれこそ目を背けたくなるような言葉がずらりと並んでいるのだけど
16歳なりの真剣さと幼稚さが入り乱れていて、当時は真面目に言葉を紡ごうとしてた事を
自分で言うのもなんだけどもとても微笑ましく思い出す。

6冊にもなるこのノート達の中にはメロディーと共に作品となって、
バンドで演奏したりしたけども、度重なるバンド運営の問題にすっかり嫌気がさし
いつからかノートが増える事もなくなり、メロディーを生み出す事も忘れてしまった。

全部処分する際に捨てられなかったカセットテープは
このノートの中の言葉が形になったデモテープ達。
なぜ捨てたくなかったのかを真剣に考えた事は今までなかったけども。

自分なりの言葉とメロディーを紡ぎ出そうと一生懸命になっている人の真剣さに触れ
まだ自分の中で何かくすぶってんのかな、とちょいと苦笑い。

ノートが増えなくなってからもずっと演奏は続けて来たけれど
自分の力量と真っ正面から向かい合う創作活動からはすっかり遠ざかっているなあ。

今、もう一度始めたらどんな事になるのか。
楽しみでもあり、またとても怖くもある。