もはや毎年恒例となった此花区民ホールでのダンスパーティーでの仕事。
(詳細はバンドのブログにて http://fauntime.com/468/)
昨年に引き続き、譜面だけで打ち合わせてせーのドン、というステージが1回だけあった。
「はい」とリハーサル時に配られる譜面。
あー、はい・・・・。知らん曲や・・・キーはCで・・と。なんとかなりそう・・かな。
「んじゃいこかー」
え?
・・・・もう次の瞬間に曲になってるってのはどういうこった。
やっぱりね、こういう時に自分の演奏レベルってのを実感するのですよ。
それだけで食べてる、って人達はそれが普通なんだな、と。
もともとはジャズなどの経験、そして知識がほぼないワタクシでございますので
「これが当たり前だぜー」なんていうフフフン感はゼロ。
スリーコードのロケンロールでケツ振りながら満面のドヤ顔で弾いてる自分の顔とは
まったく違う悲壮感が溢れていました。
リハーサル終わってから「なぜあのエンディングはみんな一発で決めれたの」と
正直な疑問をリーダーにぶつけてみると、優しく優しく教えてくれました(笑)
そういう暗黙の了解、みたいなのがやっぱりあるみたいです。
疑問が一つ解けて嬉しい反面、本番が近づくとまた顔面が固まってくる。
1ステージ目はドヤ顔で終えたものの、2ステージ目のインストになると
もう譜面から目が離せなくて、客席なんて全く見えませんでした。
去年と比べて進行を見失う事はなかったので少しは進化してた・・はず。
このステージ終えて、ステージ袖に引き上げる時にリーダーについ言った言葉。
「(いい経験させてもらって)ありがとうございました。」
このバンドも来年は結成20周年になる。
入ってからもう15年以上経つけど、あれだけ雑なプレイをしてた
自分を暖かく育ててくれたのはやっぱりこのバンド、そしてリーダーなんだなあと
感謝の気持ちが本当にいっぱいなのでした。
まだまだ期待に応えなきゃいかんですね。