サウンド的には満足している愛用のワイヤレスシステムLINE6 Relay G50。
ほとんどのライブ(座って演奏する時を除く)ではこいつを使っているのだけど
それなりにトラブルの歴史も共に積み重ねてきております。
- トランスミッターを腰に付けてたらトランスミッターが飛んでいく。
- トランスミッターホルダー導入。
- 動き回ってる最中にどこかにトランスミッターのシールドが引っかかり、シールドが抜けると共にTA4f端子が破損する。
- ホルダーに取り付ける際に向きを逆にして、シールド差し込み口が天井を向くように変更。
さらにジャックに向かうシールドを一旦ホルダーに固定してどこから力が加わっても抜けない様に工夫。 - トランスミッターホルダーのベルト部分がON/OFFスイッチにあたりスイッチ切れる(泣)
- いつも以上にハードに動くと予想される際はスイッチをビニールテープで固定。
という積み重ねの歴史があり、それなりにトラブルも少なくなってきよったんですが
このTA4fソケットが、意外と耐久性がなくてですね。
抜いたり挿したりしてるうちにユルユルになってきよりまして。
差し込み口にビニールテープ巻いてみたものの、やっぱりそれぐらいではダメみたいで
たとえばステージの真ん中に「ドドドド」っと走って行く際に
その振動で差し込み口部分で接触不良を起こして、ノイズが出たり音が途切れたりしよるのです。
このTA4fケーブル、自作するのはとても根気がいる作業でして
今までは5回制作したものの、2回しか成功しておりません。
そして買えばとんでもない値段しよりますし、何よりトランスミッター側で固定される部分も
損傷が進んでるみたいで、カッチリハマってる様でもトントンと叩けばノイズが出よるのです。
差し込んだ方向にずっと力がかかっててくれればそれでOKっぽいので
色々考えてこの方法にたどり着きました。
トランスミッターホルダーにも採用されてる「ヘアゴム」再度登場。
シールド根元にヘアゴムを巻き付けて、トランスミッター本体に引っ掛けてみました。
これなら差し込んだ方向に軽く力がかかってる状態なので、
あとは差し込み口にビニールテープを巻いておけばまずは大丈夫かと。
ヘアゴムの何が素晴らしいかと言いますと、
- バンドメンバー、及び出演する店に女性がいる場合、間違いなく調達が可能。
- コンビニでも入手可能。
- 最悪、輪ゴムでも代用可能。
という汎用性の高さ。
「あ、この動きしたら音が途切れるかも」という事をステージ上で思ってしまうのが
やっぱり何よりの足かせなんですよね。
そういった憂いがなんにもない状態で心置きなくステージを楽しみたいですし。
このヘアゴム固定、自宅で試してる際はなにも問題が発生しておりませんが
実戦投入は4/19となっております。楽しみ。
以前にも書きましたが、LINE6の新型ワイヤレスであるRelay G70/G75は
- 通常シールド対応
- そしてトランスミッター側にシールドロック機構を装備
という、完全に今回のこの問題が解決された仕様に変更がなされております。
やっぱり苦情入ったんやろなあ・・・
「TBP12・TA4f・抜ける」等で検索して貴殿のブログがヒットし、お邪魔しました。
私もライブでジャックから、何回も抜けており試行錯誤をして解決したので、参考になりました。また、私の解決策を書きたいと思います。
最終的にどのように解決したかというと、簡単な事でジャック部分に六角ボルトが付いていますが、ボルトをはずすと実はこの部分、SHAREの「GLXD16」に付属している「WA305プレミアムケーブル」のスクリューロックと全く同じサイズのジャックで、ロックする事が分かりました。本当に全く抜けません。
このTA4F互換のプラグはREANの「RT4FCT-B」というプラグで、日本では通販などで流通しておらず、海外通販サイトから個人輸入し自分でシールドを作成しています。バンドを組んでおり、もう一人のギターとベースもG50を使用しているので、作成してあげており、大変喜ばれています。
LINE6は最初からこの仕様で、なぜ発売しなかったのか疑問です。
ご参考になればと思いコメントしました。
>メタなか様
初めまして!閲覧、そしてコメントありがとうございます!
な、なんという有益な情報を・・・・涙が出そうです。
最近ではもうビニールテープでシムをカマして抜けない様にしてましたもので
こういうスクリューロック機構が使えるとは思いもしませんでした・・・!
早速、購入してケーブル作成に挑みたいと思います。
本当にありがとうございました!
ちなみに、参考までにですが製作するのが大変でしたら、オヤイデ電気の「WL-606 SXS」でも、ロックする事ができます。
http://oyaide.com/catalog/products/wl-606sxs.html