ようやく手に入れたワイヤレスシステム、LINE6 Relay G50
最近のライブではほぼ毎回使用していて、だんだん欠かせないアイテムとしての地位を
築き始めているのではありますが、ちょっと気になるのは付属のシールド。

これがなんとも細くて頼りない・・・
「それが断線したら終わりやし予備持っといたほうがええぞ」と
バンマスにも言われた事だし、予備を買っとこうと調べたら
LINE6が「プレミアムケーブル」ってのを販売している様子。

http://guitars.grrr.jp/archives/2011/08/relay-ta4f-prem-cable.php

価格がなんと6300円。。なんとも強気な価格設定!
確かにG50/90は普通のストレートキャノンではなくTA4fという特殊な形状。
だからといってこんな価格で買う気はしない。
わざわざプレミアム、なんて名前を付けて販売してるって事はだよ?
最初から付いてるやつあショボいって事ですよね?(←ネガティブおっさん)

自分で使うシールドは常に自作している為にジャックもシールドもストックがある。
モガミ2534もスイッチクラフトのジャックも。
よろしい、ならば自作だ。とばかりに足りないもの、そうTA4fのジャックを
サウンドハウスで950円で購入。

SWITCHCRAFT ( スイッチクラフト ) / TA4FX 税込950円なり

SWITCHCRAFT ( スイッチクラフト ) / TA4FX 税込950円なり

手元に来てあちこちから眺めてみたものの、どうしていいのかわからない。
(´・ω・`)こんな顔になりながら、ふと気がついて恐る恐るコネクタ(メス)側から
ボールペンでぐいっと押し込んでみたら・・

分解したらこういう感じになる。

分解したらこういう感じになる。

おおっこれは!なるほどこういう部品で成り立っているのかぁ。
これなら何とかなるかも知れない。

ネットで検索してG50/G90の配線図を入手。

G50/G90配線図

G50/G90配線図

そして作業開始。この時はまだ希望に溢れていたのさ、こんなオレも。

まずは尻尾部分。どう考えてもこれにはモガミ2534は通らないのでハサミでカット。

ジャックの尻尾部分。右側の部分はどう考えても細いケーブル用・・

ジャックの尻尾部分。右側の部分はどう考えても細いケーブル用・・

ゴム部分を全てカットしてもモガミ2534は通らなかった。

ゴム部分を全てカットしてもモガミ2534は通らなかった。

無理矢理ハサミで穴をこじ開けてまずシールドを通した。

次はシールドを剥く作業。ご存じのようにモガミ2534は4芯ケーブルである。

網線をまとめたところ

網線をまとめたところ

各色の線をまとめて、このパーツにハンダ付けすればいいのだけども・・・

細かすぎる作業・・・

細かすぎる作業・・・

ここまで来て断念しなければならない事情が・・・
間に挟むプラスチックパーツにどう考えてもモガミ2534が通らない事が発覚。

問題のパーツ。これがないとシールドを止める事が出来ない。

問題のパーツ。これがないとシールドを止める事が出来ない。

どうやらTA4FXは太いシールドを通す様に考慮されてないっぽい。
しかしあちこち検索しても出てくるのはこのTA4FX、もしくはTA3FXのみで
サウンドハウスでもこの2種類しか扱っていない。

さあ、ここでどうするか。
細いシールドを探して買うか?それとも別のジャックを探すのか?

もう一度注意深く探してみるとスイッチクラフトからはTA4FSHという
TA4fコネクターが出ているらしいのだが、日本にはまだ入荷してないらしい。

スイッチクラフトのTA4FSH。これなら太いシールドも通りそう。

スイッチクラフトのTA4FSH。これなら太いシールドも通りそう。

ネットではいくつかの輸入代行業者がこいつを扱っていて
今回はここを使用して買う事にしました。
ジャック一つ1200円は良いとして、関税含めた送料が2000円・・・・

もう後には引けない。元パンク・ロッカーならではのD.I.Y.精神はノットデッド。
結局プレミアムケーブル買った方が安かったんじゃねーの?みたいな
もう一人の自分の声がここ数日聞こえてる気もするけども・・・

というわけで、今はTA4FSHが届くのを待っている状態。
続編はもうしばらくお待ち下さいませw