本日は京都ケントスでブラック・ダイヤモンドとして出演でした。
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夕刻、京都に向かう車から見える空は珍しく青色。
たいてい雨が降ってたり曇り空だから、と運転席の高校以来の友人に責められずに
京都ケントスに到着してリハーサルへ。

いつもは5人編成だけど、今日はドラマーが増えて6人編成。
この編成は結成当初、月に1度ぐらいの割合でやっていたんですが
活動していく上で様々な事情、そしてメンバーの生活環境が変わり
気がつけば1年以上ぶりのこの編成でのライブとなりました。

色々な事情を抱えながら時間を捻出して1日のライブにかける。
メンバーそれぞれの事情は色々変わっていく中で、そろそろ自分も色々とキツい部分も
出てくるかなあという危機感があったりします。

そもそも個人事業主として開業して今までやってきたのは
音楽の仕事を優先しやすい環境を作り出すためという第一目的がありました。
しかし、これだけを第一目標にするのはそろそろやめた方がいい気がしています。
おそらく後5年もしないうちにすべての環境が様変わりするのは予測出来るので
それに向けた環境作りの方に注力すべきかな、と。

死ぬまで音楽を、なんて青臭い事を言う様な時期はとうに過ぎました。
音楽がなければ生きていけない、なんて事も今では白々しく聞こえます。
そもそも生きていくためには必要のないものだと気づくのにかなり時間がかかりました。
だからといって、音楽そのものを、そして関わって来た自分をくさしてるわけではありません。

生きてこその音楽、という事に気づいただけです。

聞き入れる余裕があってこその娯楽。
それは提供する側も受け入れる側も同じ事。
だから、自分はその余裕の幅をもっともっと広げる努力をこれから続けて行きたいなと。

好きな仕事だからこそ好きに選べる自由を獲得したい。
これは若い頃からの自分の夢でありますが故に。