ライブを二日後に控えた夕刻。
ちょっとぼんやりしながらネギ刻んでたら薬指の先をさっくり。
なんという不覚。

こういう時にやってしまう、っていうのもトラブルの醍醐味。
やってしまったもんは仕方ない。
それをどうリカバーするのかが大人の嗜みってやつです。

というわけで、色々とまずは検索してみるという辺りがダメダメな気もするが
とにもかくにもまずはキズパワーパッドで密封。
白く膨らんでいくキズパワーパッドに「よしよし治ってるで」と安堵感。

さて、ライブ当日。
・・・・・・・・・・・・・・痛い・・・・・

これはいかん、との事で検索してる際に見かけた「水絆創膏」なる物を買ってみた。

2016-09-24-17-19-31

「サカムケア」というまさに小林製薬満開のネーミングのこいつ。
ダブルキングカフェ姫路の楽屋でこいつを傷口に塗布。

2016-09-24-17-26-05

とまあこのようにあっという間に皮膜が出来て傷口を保護。
ただし、それなりにしみる。
そして匂いも往年のセメダインのような香りがする。

ステージ開始。
なるほど、あんまり痛くない。よっしゃここでソロが!
手元を見てると剥がれていく皮膜にちょいとテンション下がるw
どうやらチョーキング一発で皮膜なんぞ吹っ飛んでしまうようだ。
後半のソロはなるべくチョーキングなしでスライドを駆使するも、
皮膜が剥がれてるって事なのでスライドした際に、弦が傷口の中にですね・・・

いたあああああああああああい(心の声)

毎ステージのインターバルに皮膜を作るも中盤にたどり着くまでに吹っ飛ぶ皮膜。
弦が傷口に食い込む回数も増えてくるわけで、だんだんと痛くなってくる。
チョーキングもスライドもなしでソロを弾くのは逆に練習になったのかもだけど
最終ステージになるともうコードを押さえるのにも激痛が。

結論:ケガするお前が悪い。

という事になりました。
水絆創膏の皮膜はチョーキング一発で吹っ飛ぶ、という事で結論。

でも、この水絆創膏。ギタリストとしてではなく生活者としてはいい物だと思います。
あかぎれとかで洗い物するの大変な時とかねw