店舗型のビジネスを展開している場合、Googleマップに登録はもはや必須になってます。
そして、そこに書き込まれる口コミもかなり重要な要素。

個人的にはこの口コミは最低でも本人確認ありきのアカウントでしか書き込めないようにしてほしいんですがね・・・
あと、★だけ登録出来る今の仕様も少し問題あり。ちゃんとコメントとセットにして欲しい所。

特にお医者関係は患者の逆恨みや近隣同業が足を引っ張り合いする為に書いてるちゃうん?みたいな内容が多い。
そして、こういうのに群がる「良い口コミ、○○万円で100件追加出来ますよ」的な業者ね。
Webの仕事をやり出して20年以上経ちますが、この手の仕事は依頼されても絶対に断ります。
だってねえ。Googleを敵に回すような事したくありませんもの。
こういうクソ業者を駆逐するには、Google側が仕様変更をしてくれるのが一番なんすけどねえ。

その口コミ。「どっから書いてええかわからん」という人がほとんどではなかろうか。

Googleマップアプリでまずは店舗を検索→お店の詳細画面を出して、かなり下へスクロールさせた所にある。
始めたてのお店の場合、まずはGoogleマイビジネスで自分のお店の情報を登録するのが必須。
次に、例えば口コミを常連さんに書いてもらおうとする場合、直接口コミ投稿画面に飛べるようなQRコードを作成しておいてそれをスキャンしてもらえばてっとり早かったりする。

いわゆるこの方法ですな。
Googleマイビジネスに登録した店舗にはそれぞれPlaceIDというのが発行されており、それを含んだURLでQRコードを作成すればOKって事です。

その為にPlace ID Finderを使って、自分のお店の名前を検索すればPlaceIDを取得出来るんですが、これがちょっと前から使えなくなってるんです。

 

このようにTide(GEKOで出演しているショットバーの名前)と入力欄に入れてEnterを押しても無反応。
Chromeの開発者ツールで見てみると、一文字入力する毎に以下のエラーが出ている。

You have exceeded your rate-limit for this API. For more information on usage limits and the Google Maps JavaScript API services please see: https://developers.google.com/maps/documentation/javascript/usage

APIのリミットを越えてる、とのメッセージが出てるけどもなんらかの上限が変わったのかも知れぬ。
しかし、PlaceIDを取得しない事にはQRコードを作成するための作業には進めない。
なので、お店の情報が表示されてるページのソースに、PlaceIDが含まれているか探す事にする。

まずはGoogleマップにブラウザでアクセス

Googleマップにブラウザでアクセスして、PlaceIDを抜き出したいお店を検索して表示させる。
表示された段階でページソースを表示(CTRL+Uでも可)。
表示されたソース内を

https://search.google.com/local/reviews

の文字列検索をすると以下の部分が見つかった。

https://search.google.com/local/reviews?placeid\\u003dChIJsfwcDZ7nAGARxmnwPz1Kuqo\\u0026q\\u003d

ここのplaceid\\u003d以降と次の\\までがPlaceIDそのものになる。
上記だとChIJsfwcDZ7nAGARxmnwPz1KuqoがPlaceID。(ちなみにこれはいつも出演してるTideのもの)

口コミ投稿画面へのURLは

https://search.google.com/local/writereview?placeid=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

なので、これのxxx~を取得したPlaceIDに置き換えて、まず口コミ投稿画面にアクセス出来るかチェック。

無事にアクセスが出来たら、そのURLでQRコードを作成すればOK。
あ、URLが長いとQRコードが細かくなるので、bit.lyなどの短縮URL作成サービスを使って、短縮URLを作成する方が良いと思います。

2022年5月17日現在、この方法でPlaceIDは抜き出せます。
が、これもどうなることやら・・・・ねえ。