なんとなくTwitterのタイムラインに流れてきたのを見て爆笑した。

もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら
http://7oku.hatenablog.com/entry/2013/11/24/151104

永チャンの独特の語り口調をとても効果的に使っているなあと感心してしまった。
「ワオワオ」と「シャバダバ」をうまく頭とお尻に配置している所に
この人、かなり永チャンの事好きなんだろうなあ、というのを感じる。
逆に全く興味がなくて、ここまで絶妙に作れたらそれはそれですごいけど。

永チャンの著作といえばやっぱり「成りあがり」。
もちろんこの本は僕も読んだのですけども、最初の出会いが変わってて
小学校4年の時に教育実習で来た女の先生が
国語の授業の時に、問題としてプリントに印刷して配られたというのが最初。

今思えば、ガキ相手になんて事すんだこの先生って感じだけども
読んでみてなんていうのかな。「へえ」って思ったよね。

その時は「なんか荒っぽい文章だな」と思ってたんだけども
そのプリントの中に「パイプカットせい」というあの文章のくだりが
きっちり紛れ込んでたのがその先生のなんも考えてなささがにじみ出てますね。
それをきっちり覚えてる自分もそれはそれでどうかとは思うんですが。
まぁオレはいいんだけども、教育委員会がなんて言うかな?

それから何年か経って高校ぐらいかな、ちゃんと買って読んだのは。
ふーんと思いながら読んでて「パイプカットせい」って所にぶち当たって
「あ!!これあの時の!!」という成りあがり体験なのです。

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

矢沢 永吉
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この「成りあがり」。確かマンガバージョンも出てたはず。
最近、きたがわ翔が書いたのとは違い、ギャグとシリアスが入れ替わるコミカルな感じの。
上下セット上巻だけ持ってたんだけど、絵がちょっと・・・なあ。
あれ、下巻も出来たら読んでみたいけどもさすがに絶版やろなあ。

そういえば、「成りあがり」と「アー・ユー・ハッピー?」は
来る12/18に電子書籍化されるみたいですね。

http://www.eikichiyazawa.com/info/media/index.html#ebook_131218

確かにこの2冊はスマホやタブレットに入れっぱなしにしておくのもいいかもですね。
なんやかんや言うても読んだらけっこう腹に力入りますし(笑)