ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

Imagine

March 18 2011

ここ数日、「Imagine」という言葉が自分の中でものすごく繰り返されます。

僕はビートルズが大好きだから、
ジョン・レノンのあの曲のタイトルが真っ先に来るのだけれども
あの曲の内容である夢想家の描く世界がどうのって事ではなくて
「Imagine(想像)」というその言葉自体がキーワードになっています。

「想像してごらん、天国なんてないと」なんて大きな話ではなく

「その行為を自分が受けたら」「その行為を他人が見たら」「その考えを他人が聞いたら」
それを想像してみてごらん、という事。

想像力の欠如、というのは最近よく口にする事なのですが
そんなに難しい事じゃなくて、案外こんな簡単な事なんじゃないのかなと思ってるんです。

人の善意を弄んでチェーンメールを作成する人
自分さえ良ければと買い占めに走る人
「なにかしなければいけない」という使命感だけでまず突っ走ろうとする人

その前に少し冷静になって「想像」してほしい。
それをやった結果どうなるか、ぐらいの簡単な事を。

16年前の神戸と大きく違うのは、情報伝達ツールの発達。
あの頃は携帯電話すらなく、Eメールもネットもそんなに普及していなかった。
固定電話のプッシュボタンを何度も押し続け、テレビにかじりついてるしかなかった。
情報は受け取るだけの一方通行。信じるしかなかった。

今は我々全員が情報を発信できるツールを持っている。
これがあの時との大きな違い。
たった16年で人間はこれだけのツールをあっという間に作り上げ、
そして小型化、普及という偉業を成し遂げた。

しかしこの非常時の今、
人間が作り上げた道具そのものに人間が振り回されている気がします。

先日、近くのスーパーに行きました。
朝のニュースの報道のせいか、
カップラーメン、電池、カセットボンベなど根こそぎ売り切れていて
携帯電話で「帰ったらすぐに目張りしとかないと放射能が・・・・」と話す人がいて
ポケットの中の携帯が振動したな、と思ったら
「放射能を含んだ雨が降るので危険です!」というメールが来ました。

災害が起こっている所から遠い大阪の空の下でこの光景。
これじゃあまっすぐにパニックに向かうだけな気がします。
便利になるために作った道具によって混乱を引き起こすのは実際悲しい事です。

行動を起こす前に、少しでいいから想像を。
その行動がどういった結果を生むのか
その情報はいったいどこから来たのか

it’s easy if you try.
そんなに難しい事じゃないはずだから。

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