今ではもう信じられない話になりましたが、僕が通っていた中学生は強制丸刈りでした。
確か30年前ぐらいって全国の30%が強制丸刈りだったらしいですな。
多感な13歳~15歳ぐらいに丸刈りをしなければならないってのはそれなりにキツい。
なんせ頭に手を当てて髪の毛を指で挟んで、指の間から見えたらアウトという基準ですから。
卒業して高校に行く、という事は「髪の毛が伸ばせる!」という悦びが一番大きかったような。
なんといっても坊主頭とロックンロールは当時は直結せんのですよ。
今はそれこそファッションとして認知されとるでしょうけども(笑)

高校に入ってまずびっくりしたのは

「男がブラシを使っている」という事実そのもの。
ムースとか「なんやあれ??」としか思えませんでした。
泡を頭に塗るとか一体どこの部族の風習かなと。

で、ようやく伸びきるのも高校2年になるぐらいなんですわね。
その時の反動なのかわかりませんが、髪を切るというのはそれなりに抵抗がありましてね。
未だに美容院に行ってもなんとオーダーしていいかわからないってのもきっとそのせい。
たぶん、高校以降はそんなに髪型も変わってなかった気がします。

そんな日々を送りながら今まで来たわけですが、
娘を筆頭に色んな人から「短くした方が良い」との助言を言われまくるようになりまして。

いつも一緒のアタマしてるのもなあ、とも思ってましたんでいっちょ切ったれ、と。
俗に言う「ベリーショート」の部類まで短くしてみましたんですわ。
それこそ「メンズヘアカタログ」的なサイトを娘に見せて「どれにするか決めて」と完全に人任せで。

娘が選んだ写真はこちら。

もちろん顔の形から男前度合いから何もかも違いますが、美容師さんは忠実にこの長さにしてくれました。
サイドを流せないレベルまでに短くしたのは、それこそあの「早く伸びないかな」と日々思っていた高校1年の頃以来になりますかね。
前髪も常に眉毛から下は絶対にあったんですが今回はかなり短くしました。

それと同時にものすごい白髪が目立つようになりましたんで、慌てて染めました(笑)

ショートヘアってのもきっと慣れたら楽なんでしょうけどね。
今の所は違和感しかありません。

肝心な娘は「ちょっと切りすぎかな」と辛口な意見でありましたが(笑)