なんやかんやとオリンピックが閉幕したみたいですね。
例年、スポーツにはあまり興味がわかないみたいで
夜型生活の自分にとってはリアルタイムで視聴できて環境としては
とても良いハズなんですけども、今回も試合という試合は一切見ないまま。

しかし今年はなんといってもロンドン。
スウィンギング・ロンドンのロンドン。
LONDON GAMEのLONDON。
デュラン・デュランの後、ビートルズにハマリ、ストーンズ、フー、キンクス
と気がつけば好みの音楽がブリティッシュばかりだった自分にとって
今回の開会式と閉会式はまさにイギリス音楽、いや,演芸の歴史そのもの。

嫁さんは僕とは違い、バリバリのアメリカンロック志向で
同じバンドにいてた同業者にも関わらず
結婚した時に持ち寄ったCDがたったの1枚すら被らなかったぐらいです(笑)

たとえば、キーEの曲で次のコードがAにストレートに行くのがアメリカンロックなら
ブリティッシュはひねくれてCに行っちゃうようなところがあって
僕はそこが好きなのであり、嫁さんはそこがこざかしいと感じるらしい。
でもまあ、これは性格とか好みの問題なんで特に問題はないのですけども。

それにしても閉会式の中継。
NHKのアナウンサーはアニー・レノックスが歌ってる時に
日本選手の一番食いたいモノをべらべらなにを喋っとるんでしょう。
おそらく、このアナウンサー、ジェシー・Jぐらいしか知らなかったと見えて
たとえばピンク・フロイドの「Wish You Were Here」という
歴史的名曲が演奏されている時に緊張感なく喋り倒し、
公式ソング歌ってたあのMUSEの演奏をBGMに室伏のコメントを読み上げる始末w

せめて、副音声は音楽だけを流すとか出来なかったんですかねNHKは。

それにしても「Wish You Were Here」のジャケット再現パフォと
閉会宣言後のThe Whoの「Baba O’Riley」のシンセシーケンスが流れた瞬間!
鳥肌がとまりませんでしたよほんとに。
いかに自分がブリティッシュロックと共に生きてきたかを実感しましたねえ。

ピートはキーFのこの曲は1カポでEで弾いてましたね。
「The Kids Are Alright」の時はレスポールでそのままFで弾いてたけど
加齢のせいで考え方が丸くなったのか、「カポすりゃEで弾けて楽じゃん」的な
部分が見えてちょっとほほえましかったです。
次の「See me , Feel Me」ではもう取ってましたけど(笑)

いやー、それにしてもいいオリンピック(開会式と閉会式)でした。
最高のパフォーマンス、ありがとうです。

結局、一番楽しみにしてたThe Clashの「ステイ・オア・ゴー」はなかったけども・・