お昼前に京都に到着。
夜勤明けに寝ないままのちょいと無理したスケジュールでの用事をこなし、さあ帰って寝ようかと思ってる時に電話がなる。
電話の主は京都ケントスレギュラーギタリストのRyu君から。

「今日、急遽で本当に申し訳ないんですけどもトラお願い出来ますか」

おー、オレちょうど今京都におるんよ!・・・・あ、ギターと衣装は持ってないわ・・
「な、なんとか本番までには着けると思うんで大丈夫~」と返事して家路へ。

さあ大変だ。時計を見ると16時30分。
家に着いたのが17時20分。
ダッシュでギターと衣装、そして機材を車に放り込んでそのまま元来た道へ。

京都に着いて「さていつものパーキングに駐めるべ」と思ったらえべっさんの時期ですやん。
上限1000円の駐車場が30分500円という信じられない価格になっておる。
時間がないというのに・・・!と近くに最近出来たばかりのコインパーキングを発見。
平日は上限1000円、24時以降は1時間100円。こいつあ安い。

お店に飛び込んだのが18時40分。1ステージ開始まであと50分であります。
なんとか間に合ったものの全員でサウンドチェックはお店の営業が始まってるので出来ず。

慌ててエフェクトの用意しているとスタッフ兼Vo研修生のユカちゃんがやってくる。
「今日、6ステージ目にステージ乗るのでよろしくお願いします!」
オッケー!・・・・・ちょっと待て今なんと?6ステージ目?
「? いつも6回ステージですよ?」

オーマイガー、忘れてた。そういえばずっと6回でしたね京都ケントスは。
さあ、全く寝ていないこの状況で果たして6ステージ乗り切れるのか(笑)

もちろん頭髪を50’s仕様にして1ステージ目がスタート。
本日初めましてはVoのマオちゃん、ドラムのエイジ君、そしてキーボードの栗林さん。
あ、そしてプロデューサーの栗原さんにもようやく初めてお会い出来ました。
名前と存在はそれこそ20年以上前から知ってはいたのですが、今まで機会がなくてですね(笑)
ようやくちゃんとご挨拶も出来たしよかったです。

「これサビ後ソロの方?」などこの世界独特の暗号の様な打ち合わせのみで進むステージ。
意外に眠気もなく身体は元気である。
あえて晩ご飯を食べない、という対策(満腹になると眠くなるので)がうまく機能したようで。
久しぶり、そして初めて演奏する曲などもけっこうありましてとても楽しくステージは進行していきます。

と、6ステージ終えても意外に元気でした(笑)
問題は帰り道やね。とにかく空腹なのよ。

家の近くまで来たらなんか食べて帰ろうと思いつつも午前2時になると、牛丼かラーメンぐらいしか選択肢はなく、横綱高槻店に立ち寄る。

帰りにドンキ寄ろうと思ってふと見たら閉まってたのでこの時点で午前3時過ぎてたかと。
無事に帰宅したのに安堵。お風呂で寝てしまう事もなくなかなか元気。

まだまだオレ行けるやーんというわけのわからない喜び方をしていたのですが、
風呂から上がり、パジャマの下がない事に気付く。
「あ、もしかして枕の所かな?」と身体を横にして枕の所に手を伸ばしたまま眠りに落ちていました。

もちろんあまりに寒くて途中で目覚めました。

たまにはこんな「A Hard Day’s Night」もよろしかろう。