Twiiterのタイムラインに流れてきた「ウルフルズ復活」の文字に
「ほんまかいな」と思いつつ、しばらく情報をあさってみると
なんと本当の事らしい。

2014年5月21日にニューアルバム「ONE MIND」をひっさげて堂々の復活!
配信のみの先行シングル「どうでもよすぎ」のPVがYoutubeで公開されていた。

この何も考えてなさ加減爆発のロックンロールはまさにウルフルズ。
なんともスカッとするサウンドを再び届けてくれたのがとても嬉しい!

やっぱトータス氏のソロと違ってウルフルズだなーって思うのは
このコーラスのピッチの悪さがなんともバンドだな、って思う事。
これを修正する事も出来るんだろうけども、そんな事は
ロックンロールの何たるかを理解してないアホのやる事で。

バンドを続けていく事というのはとても難しい。
いい大人が集まって一つの方向に向かうのだから
それこそ色んな感情を制御したりしながら、落とし所を見つけていく
(それは妥協とはまた違う意味だけど)事の繰り返しだ。

ウルフルズもベーシストが脱退、復帰などがあり
決して今まで順調に来たバンドではないのだけれども
ここに来てまた集まれた、というのは各自がバンドに思い入れがあったからだろう。
外野が「どうせ食えなくなったから」なんて言うかも知れないけども
それの何が悪いねん、と個人的には思う。
食う事、お金の事を考えずしていい大人がプロジェクト組んで動けねえっての。
これでみんなが食えるならなんとも幸せな事じゃないか。

同期であるMr.Childrenの桜井氏がウルフルズと同じ日に
ミュージックステーションに出てた時に
「彼らを聞くと、何オレはクヨクヨ悩んで歌詞書いてんのかなって思う」と
発言してたのがなんともおかしかった。
それぐらい「何も考えてへん」というのを吐き出すロックンロールバンドって
実はもう日本にはあまりいない気がする。

意味がないからカッコイイんじゃないか、とは
「ヘイ・ジュード」の歌詞についてジョンがポールに送ったアドバイスの言葉。
ウルフルズの音楽を聴くといつもこの言葉が頭に浮かんでくる。

小難しい事を言わず、理屈を変に乗せたりする事なく
ウルフルズにはこの路線でずっと突っ走って行って欲しいと思います。